概要
クイズ番組といってもスリル感や肩肘はったものではなく、やはり萩本が出演していた
TBS「
ぴったしカン・カン」のようなトークに重点を置き、大いに笑ってもらうのがポイント。ドリフが仕切るほうではなく、解答者となって欽ちゃんと絡む、というのはなかなか珍しいシチュエーションであった。まさによきライバルではあるものの、今までほとんどなかったお笑い界のスーパースターである欽ちゃんとドリフの夢の共演がここに実現したのである。萩本にとっては、1985年4月から半年間全番組を降りていわゆる「充電期間」後の最初の出演であり、ドリフにとっては1985年9月で終了したTBS「
8時だョ!全員集合」後の出演でもあった。
番組の終焉
前番組の「
アイ・アイゲーム」と同様、好視聴率を誇り裏番組と互角の勝負を繰り広げた。番組前期は「プレイバック」という番組タイトルからも想像できるように、昔を振り返る・解答者の記憶を試す内容の問題が多かったが、次第に番組の内容は、タイトルと乖離していった。それでも番組のアットホームな雰囲気は損なわれずに好評を博したが、後にマンネリ化が顕著となり、さらに司会の萩本から降板の申し出があった為、番組改変期を過ぎた1989年5月21日に3年7ヶ月の幕を閉じた。
クイズ内容
時期によって内容は変わるが、前期は毎回3コーナー、後期は4コーナーで構成された。以下は主なクイズについて説明する。
キミ!その時何してた?→キミ!おぼえてる?あの日の事…→キミ!どれに賭ける?
- いずれもオープニングの3択クイズだが、「キミ!おぼえてる?―」以前と「キミ!どれに―」とは、問題の内容に違いがある。
- 「キミ!おぼえてる?―」以前は、昔の出来事にちなんだ内容の通常の3択クイズ。これに対し「キミ!どれに―」は、同じ3択クイズだが、答えが一つずつしか出されない。解答者の選択権は1回しか与えられず、例えばAが正解と選択した人は、後からB・Cに変えたいと思っても変更は認められない。「キミ!どれに―」を最後に、3択クイズは「ラストチャンス!」にて出題されている。
ファーストチャンス!
- 「キミ!」シリーズに代わるオープニングクイズ。
- コーナー初期は、挙手形式のクイズだった。
- 後期は、ゲストが自ら考えた自分に関する3択クイズを出題し、他の3名が答える。
- 得点は、正解者とゲストで6点を山分けする。正解者なしの場合はゲストが6点を独り占めし、全員正解の場合は解答者に2点ずつ、ゲストは0点となる。
よ~く見てみよう→Oh!シネマ
- 映画のワンシーンを見た後、問題に答える。2問出題。
- 「よ~く見てみよう」時代は、今見た映像に関する記憶力を試す内容の問題が出されていたが、「Oh!シネマ」となってから、記憶力テスト的な問題は減り、ストーリーの続きの展開を予想する問題なども出題された。
HiHi(ハイハイ)ポイント
- 「Oh!シネマ」に代わって、番組終了まで行われたコーナー。
- 簡単な問題を出題し、正解が分かった者は挙手をして答える。回答者の指名、正誤判定、得点などは萩本の判断による。クイズとしては正解だが萩本のツッコミに的を射た返答ができずに無得点、ということもしばしばあった。
ババぬきショック!
- あらかじめ観客にアンケートをとり、その回答のベスト10が発表される。ただし、それが何位かは知らされないので、1位と2位でないものを順番に当てていく。「ババ」を引くと、「ドカ~ン!!」と物凄い爆発音が鳴り、スタジオが真っ暗になる演出があった。
- 1位は「大ババ」で3点減点、2位は「小ババ」で2点減点。2枚ババが出るか、ババだけ残るまで続く。
- コーナー開始当初はババは1つだけで、問題も観客アンケートに基づくものではなかった。
ヒットソングクイズ
- スタートから番組のラストコーナーとして、1年に渡り続いた。一つの曲にちなんだ問題が出される。2問出題。回答は○×方式。うち1問目は、ゲストの思い出の曲にちなんだ問題が出された。
ラストチャンス!
- ヒットソングクイズに代わる最終問題。
- 初期は2問出題のコーナーで、1問目は1つの問題に対し、10個の答えが画面に映し出され、その中から正解を選ぶ形式で行われた。2問目は挙手形式のクイズ。
- 後に1問目は「1/10(十分の一)チョイス」というタイトルで、独立したコーナーとなるが、ある回から正解を当ててはいけないクイズ内容に変わり、後の「ババぬきショック!」につながっていく。
- 2問目は後の「HiHiポイント」にも共通した部分もあるが、問題の難易度はこちらの方が上だった。この形式は、初期の「ファーストチャンス!」に踏襲される。
- 後期は、普段使う言葉や物の語源を問う3択クイズが1問出題された。全員が答えを出した後、自分の答えを変えてもよい。正解者は3点獲得。
賞品選び
- ラストチャンス終了後、得点の一番高い解答者(トップ賞)が挑戦する。同点の場合は、同点決勝としてもう1問用意され、正解者がトップ賞となる。ただし、時にゲストを優先するケースやジャンケンでトップ賞を決めるケースもあった。
- 「大きなつづら」および「小さなつづら」と称された大きさの異なる2つの箱のうち、中身を見ないでどちらかを選ぶ。
- 片方は豪華賞品、もう片方はそれなりの賞品(極端にひどいものは入っていなかった)で、選ばれなかったほうは観客に抽選でプレゼントされる。
備考
- この番組での得点の扱いはユニークなものであった。萩本の裁量で上下するのはもちろん、満点に関して以下の変遷があった。
- 各解答者の得点パネルが、3×3の電飾で点数の分だけ点灯する仕組みなので、9点までしか表示されない。そのため放送開始当初は、9点を超えても全て9点満点として扱われ、同時に何人も満点を獲ったことがあった。
- しかし、ある回で10点以上になったとき、萩本が「一旦消さないと得点を入れられない」との理由で得点をすべて消してしまった。おそらくアドリブと思われるが、これ以降、9点を超えるとそれまでの点数がすべて没収されてしまう、ゲームのおいちょかぶやバカラの得点計算に通ずるルールが採用された。
- 末期には、10点を表すオブジェが解答者席の上に置かれることになった。
- レギュラー解答者の石田純一と向井亜紀は、この番組で知名度を上げると共に、萩本やドリフターズとの共演により多くの事を学び得ることとなった。石田がトレンディドラマで売れっ子になると、会場から黄色い声が聞かれるようになった。
- 後続番組は、萩本が所属していた事務所「浅井企画」の後輩である関根勤が司会の『クイズ!早くイッてよ』で、こちらも好評であった。
番組の変遷
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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