FM802 [被リンク数: 267]

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株式会社FM802(エフエムはちまるに)は、大阪府放送対象地域とするFM放送局である。

本社・支社

本社
大阪府大阪市北区天神橋2丁目北2番6号 大和南森町ビル8F・9F
郵便番号:530-8580
東京支社
東京都 中央区 銀座3丁目11番18号 眞帆ビル7F

局データ

  • 飯盛山送信所
  • 中能勢中継局
    • 所在地:大阪府豊能郡能勢町野間西山88(野間西山)
    • 周波数:78.3MHz
    • 出力:10w
    • 送信所の建物・鉄塔はエフエム大阪・NHK・テレビ大阪と共用。送信用アンテナはエフエム大阪・NHK-FMと共用。

主要株主

2006年3月31日現在。括弧内は、持株比率を示す。

沿革

  • 1988年(昭和63年)9月28日 - 設立。設立当初はニッポン放送(LF)・毎日放送(MBS)の支援を受けていた。
  • 1989年(平成元年)6月1日 - FMでは全国31番目、大阪で2番目に本放送開始。
  • 1995年(平成7年)12月25日 - 超短波文字多重放送「Watch-me」開始。
  • 2003年(平成15年)6月 - 株式会社エフエムはちまるにから株式会社FM802に商号変更。
  • 2004年(平成16年)4月30日 - 超短波文字多重放送「Watch-me」終了。
  • 2006年(平成18年)6月1日 - 「802 mobile premium」オープン。Podcast802の一部やジングル、DJボイスが携帯でも配信開始。
  • 2008年(平成20年)10月6日 - 平日・土曜日を中心とした大改編を実施。起点を6時に変更し、平日にいたってはすべての番組が改編・リニューアルした。

概説

1989年に開局。1993年JAPAN FM LEAGUE(JFL)結成。JFLの特性上、FM802は準キー局ではない。
「FM」を「FUNKY MUSIC」とかけた「FUNKY MUSIC STATION FM802」のキャッチフレーズそのまま、ファンキーな選曲やDJが集結するラジオ局(2004年の開局15周年以降はこれに加え「MEET THE MUSIC ON THE RADIO」というキャッチフレーズも使用)。AMや民放テレビと違い府県域である民放FMにおいて、大阪らしさが顕著に表れていると言える。開局以降は、それまで関西地区で聴取率トップだったFM大阪を完全に抜き去り、またJFLの中でも聴取率が高く、今や関西No.1のミュージックステーションとして(現在では関西の若年層のリスナーの比率がトップ)老舗AMラジオ局ABCと在阪地区の聴取率首位の座を争っている(しかしMBSラジオやFM802などの一部の局は聴取率の調査を行なう期間に限って電車広告などで大々的なキャンペーンを行なうので実際に普段から親しまれているかは不明である)。

差別化と新機軸

後発局であったため、ニッポン放送で編成局長を務めた石原捷彦(現相談役)、ラジオ大阪出身の栗花落光(つゆり ひかる、現専務)を中心とした編成陣は、年配層や中高生に強い他局との差別化のため、18歳~34歳をターゲットとして音楽を中心に放送する方針を固めた。独自の選曲基準があり、特にアイドル系(PUFFYPerfumeは流れることがある)や韓流関係の曲は流れない。例えばOSAKAN HOT 100でも浜崎あゆみモーニング娘。などの曲はアルバムなどの売り上げに関わらずランキングされない。1990年代のいわゆる「小室ブーム」の時も、小室哲哉のプロデュースした楽曲は流さないなどの差別化も行っていたhttp://www.ne.jp/asahi/spain/freedom/fm802.htm。この戦略が成功し、在阪AM各局で1990年代以降、平日深夜の『MBSヤングタウン』や『OBCブンブンリクエスト』などといった若年層向けの番組が次々と打ち切られた事から証明されるように、若年層リスナーを在阪AM各局(ABC・MBS・OBC)から吸い上げることにはある程度の成功をおさめた。
また、街での認知度・聴取率を高めるために、車に貼る「バンパーステッカー」を他局に先駆けて導入したほか、802発のヒット曲発信を目指した「ヘヴィー・ローテーション」システムもこの局が日本ではじめて導入した。

ヘヴィー・ローテーション

2008年 7月現在、実に451もの楽曲(洋楽227曲・邦楽224曲)がヘヴィー・ローテーションになっている。開局当初は不定期更新で複数曲選ばれたり、1曲しか選ばれなかったりバラバラだったが、1991年3月から毎月洋邦1曲ずつ選ばれる現在のシステムになったが、2008年7月のみ邦楽が2曲選ばれた。ただし、1995年1月の17日以降と2月は阪神・淡路大震災兵庫県南部地震)があった影響でヘヴィー・ローテーションはなかった。
2004年には、開局15周年を記念して、ヘヴィー・ローテーションに選ばれた曲を集めたコンピレーション・アルバムが発売されている。

DJ陣

番組を担当しているDJは、他の関西地区の放送局にはDJとして出演させない「独占契約」として他局との差別化を図っているのも同局の特徴である(DJが他の在阪地区のラジオ局の番組にゲスト出演したり、ラジオ部門を持たない関西テレビ読売テレビテレビ大阪サンテレビなどの番組にレギュラー出演するのは可、なお、同局DJのヒロ寺平毎日放送で毎年秋口の深夜に放送されている関西学生アメフトリーグ中継の司会を務めている。浅井博章も以前朝日放送の「デジタルネバーランド」の司会をしていた。またDJではないがHEADLINE NEWSやWEATHER INFORMATIONを担当している野村朋未は、MBSラジオの「MBSニュースレーダー」に出演している。)
番組のアーティストDJには、GLAYのJIROやROCK'A'TRENCHの山森大輔、monobrightの桃野陽介らがいる。また、ドリームズ・カム・トゥルー吉田美和Mr.Children桜井和寿KAN槇原敬之山崎まさよし谷村有美スピッツ草野マサムネ175RSHOGOくるりの岸田繁、レミオロメンの藤巻亮太、コブクロBEAT CRUSADERSのヒダカトオル、風味堂の渡和久、SalyuSuperflyの越智志帆、髭(HIGE)の須藤寿といったアーティストも、有名になる以前および過渡期にDJとして名を連ねていた。

MEET THE WORLD BEAT

1990年より、毎年7月には日本最大級のオムニバスフリーライブイベント「MEET THE WORLD BEAT」を開催。7000組ほどが招待されるライブに対して応募数は非常に多く、2004年は230万通の応募があった。入場料無料だが、参加アーティストはMr.Children、スピッツ、ゆずなど大物も多い。音楽専門チャンネル・スペースシャワーTV(SSTV)やスカイパーフェクTV!が後援しており、ライブの模様はSSTVで生中継、FM802ではダイジェストで放送されている。

スペースシャワーTVとの関係

なお、スペースシャワーTVとは資本関係はないものの、栗花落専務とスペースシャワーネットワークの中井猛会長とは、栗花落がラジオ大阪、中井が渡辺プロダクション(関西支社)時代からの盟友関係(http://www.musicman-net.com/relay/26/a_4.htmlhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~wantan/fm802/clipping/tsuyuri2001.html)にあり、中井は大阪のプロモーター・GREENS(「MEET THE WORLD BEAT」や「SWEET LOVE SHOWER」(後述)も同社が運営を担当)の親会社であるヒップランドコミュニケーションズの過半数を所有する筆頭株主であることもあって緊密な関係を築いている。
  • 大阪で行われる「SWEET LOVE SHOWER」をFM802と共同で主催。2004年の同イベントは「80215 & SPACE SHOWER TV 15th ANNIVERSARY SPECIAL」の冠を付け、両局の開局15周年を祝った。東京(2007年以降山中湖)で行われる同イベントはSSTVの単独主催だが、2008年はZIP-FMや山梨県内の民放各局と共に後援に名を連ねる。
  • 「MEET THE WORLD BEAT」以外にも、「MINAMI WHEEL」をはじめとするFM802主催のイベントにSSTVが後援(MTVジャパンMUSIC ON! TVなど他の音楽チャンネルが後援することもあるが、SSTVより頻度は低い)。逆に、「SPACE SHOWER Music Video Awards」(MVA、2006年まで)や「スペースシャワー列伝」などSSTV主催のイベントにFM802が後援することもある。
  • ちわきまゆみ、鈴木しょう治、マーキーブライアン・バートンルイス等、FM802で活躍したDJがSSTVのVJを務める(ちわきはSSTVの番組審議委員を務めていたこともある) 。2008年4月現在、土井コマキ、吉村昌広がFM802のDJ出身である。
  • 2001年10月、スペースシャワーネットワークとFM802を含むJAPAN FM LEAGUE(JFL)加盟5局、およびレコード会社により、インターネット配信を行う株式会社ビートリップを立ち上げた(2004年3月会社解散)。
  • 2001年12月、CHEMISTRYのプレミアムライヴをFM802とSSTVで同時生中継した(CS放送とFM局が公開ライヴを同時生中継するのは史上初(当時のリリース)。

放送状況

基本的には全曜日24時間放送(6:00起点)だが月曜日未明(日曜深夜)については不定期で1:00-6:00または2:00-6:00を休止時間帯に当てる場合がある。正式会社名の読みは「エフエムはちまるに」であるが、ステーションジングルや番組のあて先コメントなどでは英語で「エフエム・エイト・オー・ツー」とアナウンスすることも多い。
直接受信可能な地域は大阪府(柏原市南河内郡の一部では受信不可)と滋賀県京都府兵庫県奈良県和歌山県三重県香川県、の一部の地域のリスナーからのリクエストも多い。京阪神地区では多くの人に聴かれているが、春と秋の番組改編比率もAM局を含めた在阪ラジオ局では最も少ない。2005年春改編では、DJやスポンサーの枠入れ替えなどにとどまっていた。2008年秋改編では2009年に開局20周年を迎えるのを前提に、平日の朝・昼のワイド番組・DJなどを大幅に入れ替える改革を行った。
在阪ラジオ局で唯一ラジオショッピング番組を放送していない。
在阪ラジオ局で唯一、全国紙5社(朝日毎日読売産経日経)のCMを流している。
2004年には、USENのCSデジタル音楽放送「サウンドプラネット」、モバイル放送の衛星デジタル放送モバイルサービス「モバHO!」を通じて日本全国で聴取することが可能になった。なお、CMの間はすべてBGMに差し替えられている。ただし、モバHO!については2009年3月末をめどにサービスを終了する予定(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080729/mobile.htm)。2005年、iTunes Music StoreポッドキャストでPodcast802も始まった。また、びわ湖キャプテン(FMひがしおうみ 東近江市)と業務提携し、当放送局の番組を一部同時配信。(番組により途中で飛び降り、または飛び乗りあり)J-WAVEサウンドプラネット経由による放送と違い、CMのBGM差し替えなどは無い。
ラジオNIKKEIを含めた日本の地上波民放ラジオ各局で放送した2006 FIFAワールドカップの日本出場試合の中継もネットしなかった(他にFMヨコハマα-STATIONFMCO・CO・LOが中継を放送しなかった)。
開局後暫くは、日曜日の朝にクラシック音楽の番組を放送していたことがあった。

ケーブルテレビ再送信局

以下のケーブルテレビ局ではFM802が再送信されている。

放送中の番組

2008年10月6日現在

過去の放送番組

  • 802 YOUNG TRIBE
  • AFTERNOON MAGIC
  • AMUSIC MORNING
  • KISSMINT SHOWER
  • FRIDAY AMUSIC ISLANDS
  • FUNKY EXPRESS 802
  • FUNKY STUDIO 802 MUSIC GUMBO
  • GROOVE NIGHT
  • MORNING SELECTION
  • NITEscape 802
  • POWER WEEKEND 802
  • RADIO MASSIVE 0609
  • RICK DEES' WEEKLY TOP 40
  • SOUND SITUATION
  • UK TOP 20
  • アルバイトニュース PRIVATE LOUNGE
  • SUNDAY MUSIC MARKET
  • HAPPY FUN RADIO
  • FLOWER AFTERNOON
  • PRIME HITZ 802
  • Around The MARK'E SONIC STYLE
  • DESIGN THE NIGHT
  • FRIDAY COSMIC COASTER
  • ASAHI BEER OZ MEETS JAZZ
  • REAL-EYES 802
など

INFORMATION

INFORMATIONとは、ニュースや天気などの生活情報のコーナーの総称。番組の合間、番組と番組との間に入れられる。ただしタイムテーブル上で書かれているだけで、放送上において"INFORMATION"という名称が表に出ることはない。これらの情報はDJではなく、アナウンサーによって読まれる。
放送時間についてはFM802 INFORMATIONを参照。
ホリデースペシャルの時には、放送時間の変更がある。
HEADLINE NEWS
ニュース。「ジャン」の音→「FM802 NEWS」のサウンドロゴで開始。月~木曜は21
WEATHER INFORMATION
気象情報(天気予報)。「FM802 WEATHER」のサウンドロゴで開始。天気がいい時と悪い時でBGMを使い分けている。月~木曜10回、金曜9回、土曜7回、日曜6回。
TRAFFIC INFORMATION
交通情報。「FM802 TRAFFIC」のサウンドロゴで開始。JARTICの担当者による。(ただし朝6時台はアナウンサーによる。)月~金曜18回、土曜14回、日曜10回。
FUNKY SPORTS INFORMATION
スポーツ情報。「FM802 SPORTS」のサウンドロゴで始まる。アナウンサーによる。平日1回、土日2回。
INFORMATIONの直ぐ後に企業CMが入る際はサウンドロゴの後に「(各INFORMATION名) by.(企業名)」の男声が入る。しかし、HIRO T'S (FRIDAY) MORNING JAMの時はDJヒロ寺平の声で入る。
現在のサウンドロゴは、2004年4月から継続使用中。1999年4月に変わったサウンドロゴの一部をアレンジしている。

ディスクジョッキー

男性

女性

過去のディスクジョッキー

ほか

ニュース(Headline-News)・天気予報(Weather-Information)担当

関連書籍

  • 森綾『読むFM802―OSAKAで一番HOTなラジオ局の軌跡』(1994/10、日経BP) ISBN 4822740137

関連項目

その他の関西のFMラジオ局

外部リンク

脚注

* 27えふえむはちまるに
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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