黒木瞳 [Hitomi Kuroki] [被リンク数: 202]

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黒木 瞳(くろき ひとみ、本名:伊知地 昭子(いちじ しょうこ、旧姓江上)1960年10月5日 - )は、日本女優グランパパプロダクションオフィス稲垣所属。
宝塚歌劇団の元月組娘役トップスター。芸名は出身地の福岡県黒木町(くろぎまち)に因んで同郷の五木寛之八女市出身)が命名した。歌劇団在団時の愛称ショーコ

人物・略歴

身長163cm、血液型はA型。福岡県八女郡黒木町出身。剣道7段の腕前を持つ父親の影響もあり、小学4年生から中学2年生まで剣道を習っていた。
福岡県立八女高等学校在学時には演劇部に所属、部長として九州大会に進出。高校卒業後、熊本県の音楽大学への進学が決まっていたが、両親に内緒で宝塚音楽学校を受験する。受験費用を捻出できなかったため、当時交際していた男性から1万円を借りて受験した。面接での発言が筑後弁訛り一辺倒になった挙句、受験理由を尋ねられた際には「SKD(実際には間違ってSDKと発言)でもよかった」と爆弾発言をしたにもかかわらず、倍率22.4倍の難関をくぐり合格、1979年4月に宝塚音楽学校に入学。1981年宝塚歌劇団に入団し『宝塚春の踊り』で初舞台(同期には北原遥子真矢みき涼風真世毬藻えりらがいる)。
1982年1月より『おはよう朝日です・土曜日です』にレギュラー出演し、レポーターなどもこなした。在団中に東宝映画「南十字星(1982年)」に初出演。
入団2年目(研2)の時に史上最速出世記録で、大地真央の相手役として『情熱のバルセロナ』で月組トップ娘役に就任(就任については技量の未熟さがあるなどとバッシングやいやがらせもあったが、小顔で男役としては細身だった大地が同じような体格で度胸ある番組進行をこなしていた黒木に着目し、相手役にしたいと申し出たという)。
あしびきの山の雫に』『シブーレット』『ムーンライト・ロマンス』『翔んでアラビアンナイト』『ザ・レヴューⅡ』『ガイズ&ドールズ』などに出演し、在団中は娘役でありながら大地に迫るほどのファンの支持や好感を獲得した。1985年、『二都物語/ヒートウェーブ』東京公演千秋楽付で大地と同時退団し、芸能界へと転進した(尚、今では珍しくない男役・女役のトップ同時退団は、宝塚の組ごとのトップスターが固定制になってから初のこと)。

退団後の活躍

映画主演デビュー作、東陽一監督『化身』(1986年公開)が評価され、サスペンスドラマなどを中心に活動を続けていたが、1997年公開の森田芳光監督の映画『失楽園』で不倫の恋を大胆に演じて大きな話題に。原作とともに社会現象となったこの作品で知名度が一気に広がり、活躍の場が広がっていった。
1991年に結婚。夫との間には1998年出産した女児がひとりあることを公表している。(出産時の年齢が38歳と、比較的高齢であったため当時かなりの話題となった。)
1999年8月NHKの『思い出のメロディー』の司会を務めた。黒木自身が大ファンだと言う水前寺清子の『三百六十五歩のマーチ』の場面では、水前寺に誘われる形で途中から黒木もデュエット参加した。
1999年、2000年の2年間、TBS系列で放送された『輝く!日本レコード大賞』の司会を務めた。
NHKの大相撲九州場所中継にゲスト出演し「毎年初場所を観戦し、座布団を投げているんです」と逸話を紹介。さらに「夫と相撲を取るんです」とも発言した(1999年の初優勝以来、千代大海の大ファンでもある)。
2005年以降、フジテレビ系列の年末の看板音楽番組である『FNS歌謡祭』の司会を務めている。黒木は2005年と2007年は歌手としても出演した。
2007年の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』では新庄剛志と共にチャリティーパーソナリティーを務めた。この年の5月逝去したZARD坂井泉水の追悼コーナーでは、中心者として『負けないで』などを熱唱した(同番組には翌2008年もゲスト参加)。
自身の公式ホームページでは質問や感想に目を通し、多くのファンに返事を書き、ホームページ上に載せている。
また、現在は以前までなかった10代のファンもいるなど、幅広いファン層から支持を得ている。

各種の好感度調査での上位の常連

黒木は「理想の上司」「キャリアマザーのファッションリーダー」といった評価が高い。
  • 大垣共立銀行付属総合研究所の調査では「主婦のおしゃれのお手本」の第1位。
  • KIRINの付属研究所が行った調査では「一緒にお酒を飲みたい女性上司」の第1位に2004年~2007年の4年連続選出。
  • 産業能率大学が2007年に実施した「新入社員から見た女性上司の理想像」のベスト5にランクイン。
  • ウォーターマン(フランスの万年筆メーカー)の「かっこいいママ」の有名人を選ぶアンケートでは、2005年、2006年と続いて第1位に輝いた。ちなみに、2005年度(投票総数1,526票)の順位は、1位 黒木瞳(343票)、2位工藤静香(133票)、3位松嶋菜々子(113票)。2006年度(同18,884票)は、1位 黒木瞳(5,088票)、2位松嶋菜々子(1,012票)、3位大竹しのぶ(481票)であった。

宝塚時代の出演作品

  • 宝塚春の踊り/ファーストラブ(初舞台)(3月~5月、宝塚大劇場
  • 白鳥の道を越えて (6月~8月、宝塚大劇場) - 新人公演・ミランダ 役(本役:優ひかり)
あしびきの山の雫に - 石川郎女 役
ジョリー・シャポー - 歌う士官の女 役
  • シブーレット (8月、宝塚バウホール)- シブレット 役
  • 愛限りなく/情熱のバルセロナ (10月~11月、宝塚大劇場)
情熱のバルセロナ - ロザリア 役
  • まい・みらくる (1月、宝塚バウホール)- イヴ 役
  • 春の踊り/ムーンライト・ロマンス(3月~5月、宝塚大劇場)
春の踊り - 姫 役
ムーンライト・ロマンス - イヴ・モルナー 役
  • 翔んでアラビアン・ナイト/ハート・ジャック(11月~12月、宝塚大劇場)
翔んでアラビアン・ナイト - ジャウワーラ 役
ハート・ジャック - 少女 役
  • I am What I am (1月、宝塚バウホール)- 歌う娘 役
  • 沈丁花の細道/ザ・レヴューⅡ (5月~6月、宝塚大劇場)
沈丁花の細道 - 埴谷笙子 役
ザ・レヴュー - カトリーヌ、レディー・バーバラ、チャイニーズ・レディー 役
  • ガイズ&ドールズ (11月~12月、宝塚大劇場)- サラ 役
  • 二都物語/ヒート・ウェーブ(退団公演)(5月~6月、宝塚大劇場)
二都物語 - ルーシー・マネット 役
ヒート・ウェーブ - クラブの女S、恋人 役

退団後の出演作品

テレビドラマ

1986年
  • 都の風(10月~1987年4月,NHK) ‐ 竹田桂 役
  • 裸足のシンデレラ(2月~3月,NHK
  • 結婚してシマッタ!(TBS
1990年
1991年
1992年
  • 夜会の果て(9月,NHK
  • 愛しすぎなくてよかった(1月,テレビ朝日) ‐ 広瀬マミ 役
  • 上杉鷹山〜二百年前の行政改革〜(NHK) ‐ 千代 役
  • その男の恐怖(9月29日,フジテレビ
  • 眠狂四郎(12月,テレビ朝日
2004年
  • 夫婦。(10月,TBS) ‐ 山口華 役
2007年
  • 新マチベン〜オトナの出番NHK) ‐ 及川玲子 役 (第1・2回のみ)
  • 千の風になって ドラマスペシャル 第1弾「家族へのラブレター」(8月3日,フジテレビ) ‐ 福原杏子 役
2008年
  • テレビ朝日開局50周年記念ドラマ鹿鳴館(2008年1月,テレビ朝日) ‐ 伯爵夫人 朝子 役
  • リアル・クローズ(9月16日、関西テレビ制作,フジテレビ) - 神保美姫 役
  • ママさんバレーでつかまえて(10月,NHK
  • 母恋ひの記(12月,NHK
その他
他多数。

バラエティー・教養番組

映画

  • 南十字星(1982年)
  • 化身(1986年)
  • 花園の迷宮(1988年)
  • 姐御(1988年)
  • ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー(1988年)
  • 動天(1991年1月)
  • 渋滞(1991年)
  • 略奪愛(1991年)
  • 怖がる人々“火焔つつじ”(1994年)
  • 四十七人の刺客(1994年) - きよ 役
  • (1995年) - 賀穂 役
  • 失楽園(1997年) - 松原凛子 役
  • 学校の怪談3(1997年) - 久保田真知子 役
  • SADA〜戯作・阿部定の生涯(1998年) - 阿部定 役
  • 花のお江戸の釣りバカ日誌(1998年) - 小浪 役
  • 金融腐蝕列島(1999年) - 秘書 役
  • 破線のマリス(2000年) - 遠藤瑤子 役
  • 千里眼(2002年) - 友里佐知子 役
  • すずらん(2002年) - 川本富貴 役
  • (2002年) - 立花遙 役
  • 仄暗い水の底から(2002年) - 松原淑美 役
  • それいけ!アンパンマン「うきぐも城のひみつ」(2002年) - ローラ姫(声) 役
  • T.R.Y.(2003年) - 喜春 役
  • 阿修羅のごとく(2003年) - 里見巻子(次女) 役
  • Mr.インクレディブル(2004年) - インクレディブル夫人(声) 役
  • Tokyo Tower(2005年) - 浅野詩史 役
  • 怪談(2007年) - 豊志賀 役
  • 魍魎の匣(2007年) - 柚木陽子 役
  • 20世紀少年第一章(2008年) - キリコ(遠藤貴理子) 役
  • 20世紀少年第二章(2009年1月31日公開) - キリコ(遠藤貴理子) 役
  • 20世紀少年第三章(2009年春公開) - キリコ(遠藤貴理子) 役

CM

舞台

  • ハムレット(1990年、日生劇場)
  • 陽気な幽霊(1993年5月、銀座セゾン劇場)
  • オセロー(1994年9月、日生劇場)
  • mama loves MAMBO(2000年8月、パルコ劇場)
  • クリスマス・ボックス(2001年11月、青山劇場・12月、大阪フェスティバルホール)
  • mama loves MAMBO II(2002年6月、パルコ劇場他)
  • mama loves MAMBO III(2004年4月、天王洲アイルアートスフィア他)
  • 黒木瞳25周年トークショー“Muse more talking&dancing”(2005年5~8月、東京・大阪・広島・福岡・沖縄・神戸・名古屋)
  • mama loves MAMBO IV(2006年8月18日~30日、ル テアトル銀座他)

その他の出演

ラジオ

音楽

  • それでいいのね(1991年10月)
  • 片方のつばさ(1999年12月)
  • 運命~ぐうぜん~(2005年11月23日~12月31日限定発売)
その他

著書

エッセイ集

  • わたくしが泣く時
  • 夫の浮わ気
  • モン・モエ
  • ひとみごちて(フォトエッセイ)
  • もう夫には恋は出来ない(フォトエッセイ)
  • 母の言い訳

詩集

  • 長袖の秋
  • 夜の青空
  • 恋のちから 愛のススメ(ニッポン放送の番組で披露した五行詩を書籍にしたもの)

写真集

  • 17か月のDesigned Woman

翻訳絵本

  • すきなの だあれ?
  • たからものさがし

関連図書

  • 吉田公子・著 『由美子へ』 扶桑社 2006年8月 ISBN 4-594-05207-X
北原遥子の実母による、北原の美しくも儚かった24年の一生を綴った本。
宝塚時代北原と最も仲がよかったことから、黒木が本書のあとがきを依頼され担当した。

受賞歴

関連項目

外部リンク

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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