道路法上は
大阪府府道・
兵庫県県道、または大阪市・神戸市・京都市の
市道である。正式には、「○○府(県・市)道高速△△□□線」などの名称が付けられている。一般には略して
阪神高速または
阪神、
阪高と呼ばれる。
阪神高速道路株式会社
また会社は機構との協定に従い、政令で定められた機構への出資金・補助金の中から、建設費の一部につき無利子貸付が受けられる。
業務の範囲
従来の阪神高速道路の範囲において、機構と締結した協定に基づき以下の業務を行う。
- 高速道路の新設又は改築、完了時には、道路資産と債務がともに機構に帰属する。
- 機構の保有する道路資産を有償で借り受けての、かかる高速道路の管理。
子会社等
- 連結子会社
-
阪神高速サービス(株)
- 阪神高速技術(株)
- 阪神高速パトロール(株)
- 阪神高速トール大阪(株)
- 阪神高速トール神戸(株)
- (株)エイチエイチエス
- (株)高速道路開発
- (株)コーベックス
- (株)サナウィン
- (株)ベイフレンド
- (株)ロードテック
- (株)ハイテクノ
- 関連会社
- 関連公益法人
- (財)阪神高速道路管理技術センター
- (財)阪神高速地域交流センター
歴史
現在の路線
阪神高速には、以下の路線がある。(矢印→は一方通行)
阪神東線
阪神西線
阪神南線
京都線
-
8号京都線 (上鳥羽 - 巨椋池)(山科-鴨川東)
1桁の路線番号は基幹となる路線、10番台は1号環状線からの放射路線、31号は3号の枝線の意味合いがある。これは
スペインの
高速道路でみられる路線番号の付け方に似ている。
建設中・計画中の路線
事業路線
計画路線
-
5号湾岸線(垂水線):延伸
- 信濃橋渡り線(仮称):新設(2009年度都市計画決定・事業化。2014年度完成予定)
- : 16号大阪港線東行き阿波座出口付近から、1号環状線北行き路線に直接接続するバイパス路線。現状大阪港線からは環状線の南半分を阿波座→内本町JCT→高津分岐→湊町→信濃橋と時計回りに1周しないと、梅田・大阪空港・守口方面には行けない。
その他
計画廃止の路線
通行料金
阪神高速では普通車と大型車を以下の様に定義している。
- 普通車
- 自動二輪車(125cc以下を除く)、小型特殊自動車、軽自動車、普通・小型乗用車、小型バス(乗車定員29人以下かつ総重量8トン未満)、普通・小型トラック、2軸のトラクター(トレーラーヘッド)
- 大型車
- 大型バス(乗車定員30人以上又は総重量8トン以上)、大型トラック(最大積載量5トン以上又は総重量8トン以上)、大型特殊自動車、3軸のトラクター(トレーラーヘッド)
通常料金
4つの料金圏内でそれぞれ均一料金制となっている。
特定料金
路線の端末部分や料金圏境で特定料金が設定されている区間がある。
ETC割引
全ての
料金所で
ETCが使用できる。また、ETCで無線通行をすると様々な割引が受けられる。以下はETCで無線通行した場合の割引料金一覧で、記載金額は特に断りがない場合は普通車を例にしたものである。
- 平日時間帯割引
- 割引率と、割引前後の料金一覧である。特定料金区間も通常区間と同様の割引率となっている。
- {| class="wikitable" style="text-align: center;"
! style="width: 150px;" | 時間帯 !! 阪神東線 !! 阪神南線 !! 阪神西線
|-
! 0:00 - 7:00
| 10%(700円→630円) || 10%(500円→450円) || 5%(500円→480円)
|-
! 7:00 - 11:00
| 3%(700円→680円) || colspan="2" | 3%(500円→490円)
|-
! 11:00 - 16:00
| 10%(700円→630円) || colspan="2" | 10%(500円→450円)
|-
! 16:00 - 19:00
| 3%(700円→680円) || colspan="2" | 3%(500円→490円)
|-
! 19:00 - 24:00
| 10%(700円→630円) || 10%(500円→450円) || 5%(500円→450円)
|}
- 土曜・休日割引
- 割引率と、割引前後の料金一覧である。特定料金区間は距離に関係なく一定の割引率となっている。
- {| class="wikitable" style="text-align: center;"
! style="width: 150px;" | 距離・区間 !! 阪神東線 !! 阪神南線 !! 阪神西線
|-
! 7km未満
| 30%(700円→490円) || 30%(500円→350円) || 15%(500円→420円)
|-
! 7km - 15km未満
| 20%(700円→560円) || 20%(500円→400円) || 10%(500円→450円)
|-
! 15km以上
| 10%(700円→630円) || 10%(500円→450円) || 5%(500円→470円)
|-
! 特定料金区間1
| colspan="2" | 20%(150円→120円) || -
|-
! 特定料金区間2
| 20%(200円→160円) || - || 10%(200円→180円)
|-
! 特定料金区間3
| 20%(300円→240円) || colspan="2" | -
|}
- 8号京都線における割引
-
8号京都線では今のところ全線利用によるETC割引は適用されないが、現在開通しているA区間(山科 - 鴨川東)もしくはB区間(上鳥羽 - 伏見)の単独利用に限ってETC割引が適用される。ただし、8号京都線で通勤時間帯割引が適用される時間帯は6:00〜9:00及び17:00〜20:00である。なお、記載金額は割引後の料金となっている。
- {| class="wikitable" style="text-align: center;"
! rowspan="2" | !! colspan="2" | A区間のみ利用 !! colspan="2" | B区間のみ利用
|-
! 普通車 !! 大型車 !! 普通車 !! 大型車
|-
! 現金
| 450円 || 900円 || 450円 || 900円
|-
! 通常割引
| 350円 || 700円 || 350円 || 700円
|-
! 通勤時間帯割引
| 250円 || 500円 || 300円 || 600円
|}
- 連続利用割引
-
7号北神戸線と新神戸トンネルを連続して利用すると、普通車・大型車共に150円割引となる。
- 阪神高速多頻度割引(事業者向け)
- 運送業者などを対象に実施されている割引。ETCコーポレートカードによる無線通行が前提となり、月間利用額(100円未満切り捨て)に応じて割引率が変化する。
- {| class="wikitable" style="text-align: center;"
! 月間利用額 !! 割引率
|-
! 5,000円以下
| 0%
|-
! 5,000円超 - 10,000円
| 3%
|-
! 10,000円超 - 35,000円
| 6%
|-
! 35,000円超 - 70,000円
| 8%
|-
! 70,000円超
| 13%
|}
2008年度以降の通行料金
阪神高速はETC利用時限定で2008年度を目途に距離別料金制への移行を目指している。これは現在の均一料金制では料金に極端な不公平が発生する場合があり、より公平な料金制を利用者に求められているからである。
- 以下は同じ料金(700円)で走行距離が極端に違う例である。
- 以下は同程度の距離(約43km)で料金が極端に違う例である。
- 池田〜助松(700円)
- 住吉浜〜岸和田北(1,700円)
現在徴収していないターミナルチャージも徴収するとされ、その割には料金圏を跨ぐと割高になる点などは改善されないため事実上の値上げであるとして各方面から猛反発を受けた。予定では最低料金が400円で最高約2350円程度。ETC車は距離別料金を適応するが一般車は入り口などで距離に関わらず距離別料金の最高料金を払わないといけない予定なので阪神高速はETCの導入をキャンペーンなどで勧めている。
阪神高速道路会社によると、距離別料金制が導入されると、例えば一般道の渋滞を回避するために阪神高速が利用しやすくなって結果的に一般道の渋滞軽減につながる等のメリットが予想されるとしている。
これに先駆けて、現在ETC利用時限定で土曜・休日に距離別割引を社会実験として実施している。
なお、政府と与党(
自民党・
公明党)は
2008年7月28日、ガソリン価格の高騰や運送業界を中心に高まっている距離別料金の上限額が高すぎるとの反発の声を考慮し、上限額を大幅に引き下げることなどをふくめて、
2008年10月に目指していた距離別料金制への移行を半年程度見送る方向で検討に入った。今後、距離別料金制導入を凍結する方針である。
総合経済対策
2008年
9月16日から
国土交通省の総合経済対策として全国の高速道路料金が一斉に大幅値下げされるが、阪神高速は
首都高速と共に値下げ措置の適用外とされた。また、阪神高速以外の
大阪と
東京近郊の高速道路も同様に値下げ措置の適用外とされ、
橋下徹大阪府知事などが反発している。
乗り継ぎ
阪神高速道路は路線間の接続を一般道経由の乗り継ぎに依存している部分が少なくない。(矢印→は相互ではない)
パーキングエリア
括弧()付きは、その方面行きのみ設置されている。
制限速度
制限速度は湾岸線が80km/h(但し、名谷JCT - 垂水JCT間は50km/h)の他はほとんどが40〜60km/h制限となっている。
エリア情報
関連項目
備考
- 道路交通情報では、船場ランプは無いにも関わらず「船場を先頭に渋滞○キロ。」と言う表現がなされることがある。13号東大阪線の信濃橋と内本町JCTの間は船場センタービルの屋上に道路があり、この付近発生の渋滞の先頭は全て「船場〜」と表される。環状線を通じて、全ての放射路線に渋滞が渡っている事が多い。
-
11号池田線の梅田出入口はビル(ゲートタワービル)を貫通する特殊な構造となっている
- 11号池田線は中之島分岐と出入橋出口の間で朝日新聞ビルの中を貫通している。
-
高速自動車国道等は一般的に一番右側の車線を追越車線、その他左側の車線を走行車線と呼ぶが、阪神高速道路にはこれは当てはまらず、単に右車線、左車線と呼ばれることが多い。なお、高速車が右側車線、低速車が左側車線を走るのは他の高速道路と同じように基本である。
-
4号湾岸線と5号湾岸線が通る港大橋は日本第1位、世界第3位の長さを誇るトラス橋である。二階建て構造になっており、上を4号湾岸線、下を5号湾岸線が通っている。
-
首都高速道路や名古屋高速道路と同じように、右側車線での分合流が多数ある。また、特に1号環状線では目的地によっては短距離で複数回車線変更をする必要があり、慣れない場合は環状線を一周しても大した距離ではないので一周しながらゆっくり車線変更した方が良い。ちなみに1号環状線は最大で4車線である。
- 京都地区に路線網を有する8号京都線は、阪神高速道路の路線ではあるが、阪神地区の各路線(1号環状線や3号神戸線など)とは直接的な接続はしておらず、料金圏においても独立した区間となっている。阪神高速道路を利用して両地区を往来する際には、一般国道または名神高速道路、京滋バイパス、第二京阪道路(それぞれ有料、別料金)を経由することとなる。
- 路線のほとんどが高架となっている。例外は、山間部や地下を通る7号北神戸線と31号神戸山手線、トンネルを通る3号神戸線と8号京都線のそれぞれ一部である。
脚注
外部リンク
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