日本 > 長崎県
地理
東に
佐賀県と隣接する以外、周りは海である。対馬、壱岐、五島などの島嶼が多く、島嶼の数は 971 と全国一である。また、
海岸線 4,137km は
北海道に次いで全国2位であるが、
北方領土を除いた場合の北海道の海岸線は2,978kmとなり、大差で長崎県が第1位となる。面積が北海道の約20分の1である長崎県の海岸線がこれほど長大なのは、島嶼が非常に多いことに加え、
リアス式海岸で海岸線が複雑に入り組んでいるからである。この地形的特徴により、長崎県全域に83箇所の
港湾が点在している。その数は全国の7.4%に及び、全国有数の港湾県となっている。ちなみに長崎県内に、海岸線からの距離が15km以上の地点はない。
- 長崎県の主な地形
気候
南西方向から暖流の
対馬海流が流入してくるため、気候は温暖で、寒暖差も小さい。冬場は
東シナ海側を中心に曇りがちの天気になる事が多く、時雨や雪を降らせる事がある。積雪することは少ないが、すぐ西側は東シナ海なので季節風の風向によっては、雪雲が遮られずに供給される事により、大雪となることがある。特に
2001年1月16日には長崎市で14cmの積雪を観測し、県内各地で大雪となった。しかし、
九州地方最北端の
対馬では
朝鮮半島のすぐ南側に位置する為、東シナ海で発生した雪雲は朝鮮半島に遮られる上、朝鮮半島との海上区間はわずか50km程と極端に短いため雪雲は発達せず、降雪日は多いものの積雪することは稀である。
生物的見地からみると、各地の海岸にみられる
アコウなどの亜熱帯性植物は温暖な気候を反映している。他にも大陸に近いため
ツシマヤマネコや
ムツゴロウなどの大陸系遺存種が多いこと、各地の離島で多くの
亜種が発生することなども特徴である。
自然公園
歴史
「長崎」という地名の由来はよく分かっていないが、次のように言われている。
-
元弘三年(1333年)、北條氏が新田義貞の軍勢に鎌倉を襲われて滅ぶと、代々伊豆国田方郡長崎村を領し、その地名を苗字として、鎌倉の執権である北條氏の執事をつとめていたことのある長崎氏の一人が九州に流れ(九州長崎氏)、長崎湾の奥を領して地侍になったと長崎甚左衛門純景はその系図で主張している。
2003年12月には、平戸市入口遺跡で10万年前の地層から旧
石器が見つかったという報道もあったほどで、古くから人が居住していた可能性が考えられる。
幕末の長崎港開港によって各国商船が来航し、長崎は国際貿易港として更に発展を遂げた。佐世保は
日本海軍の大規模な軍港となり、長崎では戦艦
武蔵が建造されるなど造船が発達した。
第二次世界大戦末期、
1945年6月29日(未明)に佐世保大空襲があり、
1945年8月9日午前11時2分米国空軍爆撃機B-29によって長崎市に
原子爆弾が投下され、
広島市とともに原爆被災地となった。
人口
年齢構成
行政
歴代知事(公選)
- 初代 - 杉山宗次郎(1947年4月16日 - 1951年4月4日、1期)
- 2-3代 - 西岡竹次郎(1951年5月6日 - 1958年1月14日、2期)
- 4-6代 - 佐藤勝也(1958年3月2日 - 1970年3月6日、3期)
- 7-9代 - 久保勘一(1970年3月2日 - 1982年3月1日、3期)
- 10-13代 - 高田勇(1982年3月2日 - 1998年3月1日、4期)
- 14-16代 - 金子原二郎(1998年3月2日 - 、3期目)
財政
平成18年度
- 標準財政規模 3486億1900万円
-
財政力指数 0.26935 ( 都道府県平均 0.46 )
- 財政力指数が0.3未満のⅣグループ(10自治体)に分類されている
- 経常収支比率 96.3% ( 都道府県平均 0.46 )
- 実質収支比率 0.2
- 実質公債費比率 10.9% ( 都道府県平均 14.7 )
- 人口100,000人当たりの職員数 1,463.76人 ( 都道府県平均 1,173.11人)
- 長崎県行財政改革プラン(H18~H22)に基づき職員数の削減に取り組んでいる
-
ラスパイレス指数 101.6 ( 都道府県平均 99.6 )
- 現給保障を実施しているため、国の給与構造改革が完成する平成22年度まではおおむね現在の水準で推移する見込み 平成23年度以降は標準職務の見直し効果があらわれ逓減する見込み
- 人口一人当たり地方債現在高(普通会計分の債務のみ) 72万6355円 ( 都道府県平均 62万2416円 )
地方債残高
- 普通会計分の地方債現在高 1兆0765億6400万円
- 上記以外の特別会計分の地方債(企業債)現在高 334億8800万円
平成17年度
離島行政
五島、壱岐、対馬には県の出先機関として地方局を設けている。平成17年の組織改変までは
支庁と称していた。
治安・防衛
自衛隊
-
陸上自衛隊
西部方面隊
-
海上自衛隊
佐世保地方隊
-
佐世保基地(佐世保市)
-
大村航空基地(大村市)
-
対馬基地(対馬市)
-
上対馬基地(対馬市)
-
下対馬基地(対馬市)
-
壱岐基地(壱岐市)
-
航空自衛隊
西部航空方面隊
海上保安庁
-
第七管区海上保安本部
- 長崎海上保安部(長崎市)
- 佐世保海上保安部(佐世保市)
- 対馬海上保安部(対馬市)
- (唐津海上保安部)(佐賀県唐津市)
警察
-
長崎県警察
経済
産業
県庁所在地
長崎市は歴史を誇る港湾都市で、観光客が多い。戦艦
武蔵を建造した造船の町でもある。
その他の地域もかつては
炭鉱、底曳き網などの
漁業基地、宝石
サンゴ漁などにより繁栄したが、
1970年代頃からそれらの産業が徐々に振るわなくなり、
過疎化が進んだ。2000年代となっても過疎化は進行中で、産業の振興が重要課題となっている。
なお、壱岐・対馬地区は経済圏としては長崎や佐世保ではなく福岡に属する。
長崎県に拠点事業所を置く主要企業
- 工場
名産品
- 伝統工芸品
- 水産品
- 農産品
- 料理・加工食品
地域
すでに消滅した自治体
交通
航空
空港
- 2005年度旅客数(日本の空港#乗降客数参照)
- 旅客数の出典は国土交通省航空局・平成17年空港管理状況調書(PDF)
- チャーター便の旅客数含む
- 定期便就航地は2007年現在(上五島・小値賀両空港への定期便は2006年3月31日限りで全廃)
- 括弧書きは季節運行を示す
-
三大都市圏への便は太字
鉄道・軌道
長崎県内で旅客輸送を行っている
鉄道・
軌道は以下のとおり。
バス事業者
道路
余談だが、
警察庁と
JAFが毎年10月に合同で行っている「シートベルト着用率調査」による
一般道でのシートベルト着用率は長崎県が近年連続して1位である。
船舶航路
-
長崎(長崎市)~奈良尾(新上五島町)~奈留(五島市)~福江(五島市)(九州商船)
- 長崎~福江港(五島市)(五島汽船)
- 長崎~鯛の浦(新上五島町)(五島産業汽船)
- 茂木(長崎市)~富岡(熊本県苓北町)(安田産業汽船)
- 長崎~神の島(長崎市)~伊王島(長崎市)~高島(長崎市)(長崎汽船)
- 長崎空港(大村市)~時津(時津町)(安田産業汽船)
- 長崎空港~長与港(長与町)(大村湾観光汽船)
- 長崎空港~ハウステンボス(佐世保市)(安田産業汽船)
-
佐世保(佐世保市)~有川(新上五島町)(九州商船、五島産業汽船、美咲海送)
- 佐世保~宇久(佐世保市)~小値賀(小値賀町)(九州商船、美咲海送)
- 佐世保~寄船(西海市)~横瀬西(西海市)~横瀬東(西海市)~小郡(西海市)~畑下(西海市)~川内(西海市)(瀬川汽船)
- 佐世保~崎戸(西海市)~江島(西海市)~平島(西海市)~友住(新上五島町)(崎戸商船)
- 佐世保~相浦(佐世保市)~津吉(平戸市)(津吉商船)
- 相浦~高島(佐世保市)~黒島(佐世保市)(高島旅客船)
- 平戸(平戸市)~大島(平戸市)(平戸市営フェリー、美咲海送)
- 平戸~度島(平戸市)(フェリー度島)
- 福江~青方(新上五島町)~小値賀~宇久~舘浦(平戸市)~博多(福岡県福岡市)(野母商船)
- 殿浦(松浦市)~飛島(松浦市)~今福(松浦市)(鷹島汽船)
- 鷹島(松浦市)~星賀(佐賀県唐津市)(松尾フェリー)
- 福島(松浦市)~浦ノ崎(佐賀県伊万里市)(金子廻漕店)
- 多比良(雲仙市)~長洲(熊本県長洲町)(有明フェリー)
-
島原外港(島原市)~大牟田(福岡県大牟田市)(島鉄高速船)
- 島原外港~熊本新港(熊本県熊本市)(熊本フェリー、九州商船)
- 口之津(南島原市)~鬼池(熊本県天草市)(島鉄フェリー)
- 比田勝(対馬市)~厳原(対馬市)~芦辺(壱岐市)/郷ノ浦(壱岐市)~博多埠頭(福岡県福岡市)(九州郵船)
- 比田勝~博多埠頭(九州郵船)
- 厳原~芦辺/郷ノ浦~博多埠頭(九州郵船)
- 厳原~芦辺~天神北(福岡県福岡市)(壱岐・対馬フェリー)
- 印通寺(壱岐市)~唐津東(佐賀県唐津市)(九州郵船)
- 印通寺~呼子(佐賀県唐津市)(壱岐・対馬フェリー)
- 郷ノ浦~渡良浦(壱岐市)~原島(壱岐市)~長島(壱岐市)~大島(壱岐市)(壱岐市観光商工企業課)
- 厳原/比田勝~プサン(大韓民国釜山広域市)(大亜高速海運)
廃止された航路
マスコミ
新聞社
放送局
テレビ
ラジオ
ケーブルテレビ局
教育
大学
短期大学
高等専門学校
有形文化財建造物
- 国宝
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 東山手 (長崎市)
- 南山手 (長崎市)
- 神代小路 (雲仙市)
長崎県を舞台にした作品
- 歌劇
- 戯曲
- 「マリアの首」田中千禾夫
- 「パンドラの鐘」野田秀樹
- 「涙の谷、銀河の丘」松田正隆
- 楽曲
- 小説・紀行・随筆
- 詩集
- 山田かん『山田かん詩集』など
- 詩・福田須磨子、下田秀枝、筒井茅乃、香月クニ子、朗読 吉永小百合『第二楽章 長崎から』1999
- 歌集・句集
- 映画・テレビドラマ
- 漫画
- アニメ
- ゲーム
- 体操
長崎県内のスポーツチーム
関連項目
参考資料
外部リンク
- 公式
- 観光
なかさきけん
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