語(ご)とは、
言語の構成単位の一つであり、一つ以上の
形態素からなる。語が集まることで
句、
節、
文が作られる。例えば「鳥が鳴く」という文は、「鳥」「が」「鳴く」の三つの語からなる。
文法的な役割を持つ語を
機能語、それ以外の一般的な意味を持つ語を
内容語という。一つの形態素からなる語を単純語、複数の
形態素からなる語を
合成語という。
語の厳密な定義は各言語によるが、一般に以下の性質がある。
- 発音上、まとまっている(接語を除く)。
- 意味を変えずに分割できない(接中辞、分離接辞を含む語を除く)。
- 単独で質問の答になり得る(機能語を除く)。
語は複数の語形を持つことがある。これは
屈折語に顕著である。例えば
ドイツ語の
動詞 lieben は、現在形に liebe, liebst, liebt, lieben の 4 種類がある。
また
抱合語では、多くの
接辞がつながって、一つの語が文に当たる内容を持てる。たとえば
ユピク語の angyaghllangyugtuq は「彼は大きな船を手に入れたい」という意味の語である。
一般に
表音文字を使う場合、語の切れ目を空白などで示す。しかし空白は必ずしも語の切れ目ではない。例えば
英語の
ice cream は 2 語のように書かれるが、固定した独自の意味があり、間に他の形態素を入れたり順番を変えたりできないので、1 語である。
固有名詞もまた、どれほど長くても 1 語である。空白は語の中で最上位の形態素の切れ目ですらないこともある。例えば英語の複合語
New Yorker は
New York と
-er からなるのであり、
New と
Yorker からなるのではない。
関連項目
*
こ
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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