来歴
解散後
井上堯之、
大野克夫、
沢田研二、
岸部一徳ら実力者を揃えた布陣で
PYG(ピッグ)を結成する。各種ロックフェスティバルやテレビ出演などもこなしたが、
渡辺プロサイドの「あくまでメインはジュリー」といったスタンスに合わなかったことや、音楽面での正当な評価を得られなかったことなどへの苛立ちから、音楽活動よりも
映画監督を志すようになる。
1972年に製作された
松竹映画『約束』の製作現場に、
助監督として参加。しかし元の主演俳優が降板してしまった事を受けて、急遽萩原が代役に抜擢される。
『約束』での
岸惠子との共演は、それまでの「アイドル」としての認識を一変させるほどの高い評価を得、これを機に
PYGの活動を続けながら俳優へと本格的に転身。TVドラマ『
太陽にほえろ!』の初代新人刑事=
マカロニ役でその人気を決定付ける。(
井上尭之バンドの起用やその後同番組の代名詞となった新人刑事の
殉職は萩原のアイディアによるもの)
1972年12月をもって音楽活動を停止(これによりPYGは事実上解散)。1974年には名匠・
神代辰巳 とのコンビによる映画『青春の蹉跌』で「
キネマ旬報」の最優秀主演男優賞を受賞。続いて
日本テレビ系の伝説的
ドラマ『
傷だらけの天使』、
倉本聰脚本の名作『
前略おふくろ様』」と連続してドラマ史に残る作品へ出演した。既成の枠組みから完全に外れた強烈な個性と存在感、その圧倒的な感性の鋭さをもって当時
しらけ世代と呼ばれた若者の間でカリスマ的な存在となる。また
菊池武夫のMEN'S BIGI(メンズビギ)をはじめファッションリーダーとしても絶大な支持を得た。
1975年には初のソロアルバム『惚れた』をリリース。これをもって音楽活動を再開し、「お前に惚れた」「大阪で生まれた女」等のヒット曲を背景にライヴ、アルバム制作と八面六臂の活躍を見せる。特にライヴパフォーマーとしての評価は高く、柳ジョージ&レイニーウッドがバックを担当したライヴ盤『熱狂雷舞』(
1979年)、
マザー・テレサの慈善活動に共感し
インドは
カルカッタでチャリティコンサートを行った『Shanti Shanti』(
1983年)、
高橋伴明を撮影監督に迎えた日本ロック史上屈指のライヴフィルムとの誉れ高い『Andree Marlou Live』(
1985年)等はその到達点として記憶されるものである。
俳優としても脚本家・
橋本忍直々の指名を受けての松竹映画『
八つ墓村』(
1977年)や
黒澤明の『
影武者』(
1980年)など話題作に出演。徐々に追いつめられてゆく誘拐犯を熱演した『誘拐報道』(
1982年/モントリオール世界映画祭審査員賞)、作家・
連城三紀彦が萩原をモデルにしたという直木賞作品を自身で演じた『恋文』(
1985年/
日本アカデミー賞優秀男優賞)など数多くの名演を残し、故・
松田優作をはじめ後続の俳優に大きな影響を与えた。
しかし
1983年、
大麻不法所持にて逮捕され、1年間に渡って全ての活動停止を余儀なくされる。復帰後も俳優業と平行して音楽活動を行い「愚か者よ」等のヒット曲を出すが、
1990年以降音楽製作とは距離を置き俳優業をメインに活動を行うようになる。
2003年に長いブランクを経てライブ活動を再開したのも束の間、
2004年10月、交通事故を起こし
業務上過失致傷罪で
現行犯逮捕される。さらには、降板した主演映画『透光の樹』の出演料を巡るトラブルで制作側から恐喝未遂容疑で告訴され、翌年の2月に再び逮捕された。当初脅迫電話をしたことは否定していたが、証拠として録音された音声が出されると、これを認めた。
2005年6月に懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受け、事実上、活動休止。再婚相手との離婚を経て、
2008年に自叙伝『ショーケン』、そしてボーカリストとして参加した
宇川直宏による音楽ユニット・UKAWANIMATIONのデビューシングル「惑星のポートレイト 5億万画素」(作曲・プロデュース:
石野卓球)が発売される。過去にも数多くの女優との交際が取り沙汰されるなど常に話題には事欠かず、いわゆる団塊の世代が生んだ最大のスターの一人である。
作品
アルバム
- 惚れた(1975年)
- Nadja~愛の世界(1977年)
- Nadja2~男と女(1978年)
- Nadja3~エンジェル・ゲイト(1979年)
- 熱狂雷舞(1979年)
- Don Juan(1980年)
- Don Juan Live(1980年)
- D'erlanger (1982年)
- Shanti Shanti(1983年)
- Thank You My Dear Friends(1984年)
- Andree Marlou Live(1985年)
- Straight Light(1987年)
- Shining With You(1988年)
- Thank You My Dear Friends Live(1989年)
シングル
- ブルージンの子守唄 c/w 少年の魂(1972年)
- お前に惚れた c/w 兄貴のブギ(1975年)
- 前略おふくろ c/w 酒と泪と男と女(1975年)
- 別れの詩 c/w 雨のしおり(1977年)
- 時は流れて c/w 蜃気楼(1978年)
- 大阪で生まれた女 c/w 本牧綺談(1979年)
- ムーンシャイン c/w ルーシー(1980年)
- ぐでんぐでん c/w 砂時計(1980年)
- ラストダンスは私に c/w 泣くだけ泣いたら(1980年)
- ホワイト&ブルー c/w フラフラ(1981年)
- ハロー・マイ・ジェラシー c/w シャララ(1982年)
- Ah!Ha! c/w ひとつぶの涙(1982年)
- もう一度抱いて c/w セクシー・ロンリー・ナイト(1983年)
- 九月朝、母を想い(1984年)
- 愚か者よ c/w めぐり逢い(1987年)
- See Saw c/w 友(1987年)
- 桜子 c/w 今(1987年)
- Angel(1988年)
- クリスマス・プレゼント c/w Shining With You(1988年)
- Gambler c/w Angel(1992年)
- 泣けるわけがないだろう c/w I Love Youさえ言えない(1996年)
- UKAWANIMATION!(ボーカル&ハープでゲスト参加)
- 惑星のポートレイト 5億万画素(2008年9月24日:AVCD-31395)
出演
ドラマ
-
時間ですよ2(1971年、TBS)
-
刑事くん 第12話ゲスト(1971年、TBS)
-
太陽にほえろ!(1972年、日本テレビ)
- 明智探偵事務所(1972年、NHK)
-
風の中のあいつ(1973年、TBS)
- 同棲時代(1973年、TBS)
- 祗園花見小路(1973年、CBC)
- 河を渡ったあの夏の日々(1973年、NHK)
- くるくるくるり(1973年、日本テレビ)
-
勝海舟(1974年、NHK)(岡田以蔵役)
- 新宿さすらい節(1974年、TBS)
-
傷だらけの天使(1974年 - 1975年、日本テレビ)
-
前略おふくろ様(1975年 - 1976年、日本テレビ)
- 前略おふくろ様2(1976年 - 1977年、日本テレビ)
-
祭ばやしが聞こえる(1977年 - 1978年、日本テレビ)
-
死人狩り(1978年、フジテレビ)
- 露玉の首飾り(1979年、TBS)
- 花冷え(1981年、よみうりテレビ)
- わが愛の城~落城記より(1981年、テレビ朝日)
- 忍びの忠臣蔵(1981年、フジテレビ)
- ガラスの知恵の輪(1982年、毎日放送)
- 時間の習俗(1982年、TBS)
-
君は海を見たか(1982年、フジテレビ、増子一郎役)
- 宣告(1984年、TBS)
- 温泉サギ師(1986年、TBS)
- 見えない絆(1988年、フジテレビ)
-
飢餓海峡(1988年、フジテレビ)
- 精性生(1988年、NHK、東海北陸のみ)
-
隠密・奥の細道(1988年、テレビ東京)
- 六条執念(1989年、関西テレビ)
- お市御寮人(1989年、日本テレビ)
- ラストバラードは君に(1989年、フジテレビ)
-
あいつがトラブル(1989年 - 1990年、フジテレビ)
- ネコノトピアネコノマニア(1990年、NHK)
-
豆腐屋直次郎の裏の顔(1990年 - 1992年、朝日放送)
- 旅のはじまり(1990年、NHK)
- 徒然草 殺しの硯(1990年、テレビ東京)
-
太平記(1991年、NHK大河ドラマ 新田義貞役):途中降板
- 月のひかり(1991年、NHK)
-
琉球の風(1993年、NHK大河ドラマ 揚邦義役)
-
課長サンの厄年(1993年、TBS)
- 課長サンの厄年スペシャル(1994年、TBS)
- 幸福の条件(1994年、NHK)
- ハイこちら駐在です!(1995年、フジテレビ)
- 放送記者物語(1995年、NHK)
- 奈良・花嫁はゴースト(1995年、関西テレビ)
-
外科医柊又三郎(1995年、テレビ朝日)
- されど、わが愛(1995年、NHK)
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冠婚葬祭部長(1996年、TBS)
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外科医柊又三郎2(1996年、テレビ朝日)
-
テロリストのパラソル(1996年、フジテレビ)
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最後の恋(1997年、TBS)
- 坪内警部補・父と娘の事件簿(1998年、TBS)
- 華やかな喪服(1998年、朝日放送)
-
元禄繚乱(1999年、NHK大河ドラマ 徳川綱吉役)
-
父さん(2000年、フジテレビ)
- 広域捜査官楠錬三郎 北へ南へ1(2000年、朝日放送)
-
藤沢周平の人情しぐれ町(2001年、NHK)
-
ファイティングガール(2001年、フジテレビ)
-
利家とまつ(2002年、NHK大河ドラマ、明智光秀役)
- 広域捜査官楠錬三郎・北へ南へ2(2002年、朝日放送)
-
西村京太郎サスペンス・日本一周“旅号”殺人事件(2003年、大映テレビ、十津川警部役)
- 広域捜査官楠錬三郎3(2003年、朝日放送)
- 坊さん弁護士・郷田夢栄(2003年、テレビ東京)
-
証言(2004年、朝日放送)
- 坊さん弁護士・郷田夢栄2(2004年、テレビ東京)
映画
バラエティー番組
書籍
関連項目