聯想集団(れんそうしゅうだん、联想集团、Lianxiang Jituan)は
中国の
パーソナルコンピュータメーカー。英語社名は
Lenovo、日本法人は
レノボ・ジャパン株式会社。日本においては「聯想集団」「聯想グループ」「レノボ」などと表記される。PCや
サーバ、
プリンタ、
携帯電話などを生産し、
2008年現在、PCの中国内シェアは1位、世界市場でも4位の位置にある。株式の42.3%をレジェンドホールディングスという持株会社が保有しており、同持株会社の筆頭株主(65%)は中国政府機関の中国科学院である。中国政府は間接的に聯想集団の27.56%を保有しており、筆頭株主である。
IBMは第2位の株主(議決権を有しない優先株)である。
なお、联と言う字は中国語の簡体字で、日本の漢字に当てはめると聯と言う字である。聯は
常用漢字にない字のため、代用字を用いた
連想集団という表記がよく用いられる。
沿革
1984年、国の機関である中国科学院の計算機研究所の11名の研究員が20万人民元を以って設立した。当時の名称は中国科学院計算所新技術発展公司で、外国ブランドの販売から出発した。
1988年香港連想集団公司を設立し、翌年
香港で独自ブランドを発売した。
1989年には北京聨想計算機集団公司が成立している。
1990年中国内でも独自ブランドの販売に踏み切った。
1994年香港聯想公司は香港株式市場に上場し、
1997年には聯想ブランドが中国内のパソコン売上トップを記録、
2000年のビジネスウィーク誌は聯想集団を世界IT企業100社中、8位にランクした。
聯想集団は長らく"Legend"というブランドを使用していたが、
2003年、国外事業の強化に伴い、
商標紛争が生じるおそれのあるこの名称を廃し"Lenovo"を採用した。
2004年4月1日には英語社名も"Legend"から"Lenovo"に改めた。
"Lenovo"は
混成語で「le」は「Legend」から、「novo」は「新しい」を表すラテン語の「nova」から採られた。
聯想集団とIBMのパソコン部門合併のあと、本社は北京から米国
ニューヨーク州パーチェスに移転した。2006年3月には、IBMのパソコン部門の本部があった
ノースカロライナ州モーリスビル(
ローリー近郊)に本社を移転した。
中国政府の影響力(資本上の支配権)のおよぶ企業であることから、米中経済安全保障検討委員会(U.S.-China Economic and Security Review Commission)は、安全保障上の理由からレノボのPCを米国政府機関が使用することに懸念を表明している。
IBM社PC部門買収
2004年12月、聯想集団は
IBMからPC部門を12億5千万
ドルで買収することを発表した。IBMはこの取引により利益の出にくいPC事業を切り離すことに成功し、ソフトウェア、サポート、コンサルティングなど無形のサービス事業に注力した経営に転換していくと予測されている。
聯想はこの取引を「強強連合」と銘打っている。またIBM、及びノートPCの製品ブランドである
ThinkPadの商標を5年間維持するとしている。このことから同社の目的が世界市場に打って出るためのブランド力の獲得にあったと分析されている。2008年1月にはローエンド消費者向けノートPCにIdeaPadブランドを導入、IBMロゴの使用を取りやめた。現在はLenovoブランドの下、ThinkPad(ビジネス向けノートPC)、IdeaPad(消費者向けノートPC、日本ではLenovo)、ThinkCentre(デスクトップPC)、ThinkStation(ワークステーション)とThinkServer(サーバ)のサブ・ブランドでコンピュータの販売を行っている。
会社情報
- 本社所在地 アメリカ合衆国ノースカロライナ州モーリスビル(登記上は香港)
- 聯想集団公司総裁:楊元慶
- 年間売り上げ:231億香港ドル(2004年3月末)
組織
注記・参考資料
外部リンク
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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