明治製菓 [Meiji Seika] [被リンク数: 309]

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明治製菓株式会社(めいじせいか、英称Meiji Seika Kaisha, Ltd.)は、東京都中央区京橋2丁目4番16号に本社を置く、菓子類を中心とした食品製薬の製造販売をおこなう企業である。

特色

大正年間から販売されている「明治ミルクチョコレート」は、長年親しまれている。また、社名に「製菓」とついているが、薬品事業にも進出。「イソジン」ブランドのうがい薬や医療用抗生物質、除草剤なども製造、販売する。またスポーツクラブの経営にも携わっている。
企業キャッチコピーは"Open!"(食品部門は『おいしさOpen!』、医薬部門は『健康Open!』)。テレビのCMではこのキャッチコピーのナレーションとともにお菓子の箱を開ける音が入る。そのCM(30秒限定)の最後に「Meiji」のサウンドロゴが流れる。

沿革

  • 1916年大正5年)10月9日 - 明治製菓の前身となる、東京菓子株式会社が設立される。
  • 1916年(大正5年)12月 - 明治製糖(現在の大日本明治製糖)の製菓部門として、大正製菓株式会社が設立
  • 1917年(大正6年)3月 - 東京菓子が大正製菓を合併。明治製糖の子会社になる。
  • 1919年(大正8年) - 神奈川県川崎市に川崎工場を建設(1989年閉鎖)
  • 1924年(大正13年) - 社名を現在の明治製菓株式会社に改称する。
  • 1933年昭和8年) - 本社を東京・京橋に移転。
  • 1940年(昭和15年) - 乳業部門を明治乳業へ委託する(1943年9月全面譲渡)。
  • 1989年平成元年) - 川崎工場閉鎖。同時に同エリア再開発計画を発表。
  • 1995年(平成7年) - 川崎工場跡地にオフィスビルソリッドスクエア完成。
  • 2004年(平成16年) - 京橋二丁目に新本社ビル竣工。
  • 2008年(平成20年) - 大阪道頓堀にカールの巨大看板を設置。
  • 2008年(平成20年) - 後発医薬品事業に参入。
  • 2008年(平成20年) - ポッカコーポレーションと資本・業務提携。
  • - 明治乳業と共同持株会社「明治ホールディングス株式会社」を設立し、明治製菓は明治ホールディングスの完全子会社となる予定(臨時株主総会議決済み)。

主な商品

食品

明治ミルクチョコレート
1926年発売のチョコレート。長年親しまれているロングセラー。かつてザ・タイガースが歌った「明治チョコレート・テーマ」(作曲・いずみたく)は今も使われ続けている。
明治キャラメル
森永ミルクキャラメル と共に、古い歴史を誇るキャラメルのロングセラー。クリームキャラメル、ヨーグルトキャラメルの2種類。
サイコロキャラメル
1927年発売。サイコロ型の箱に入ったキャラメル。長年親しまれているロングセラー。北海道テレビHTB)の番組「水曜どうでしょう」の企画『サイコロの旅』に使用される。なお、「1」の目は明治製菓の社章である。
カール
1967年に発売されたスナック菓子。当初はチーズあじ、チキンスープあじの二種類。イメージキャラクターはカールおじさん。1974年に初めてテレビコマーシャルが放映されたときにはカール坊やが主役でカールおじさんは脇役だったが、カールおじさんの人気が出たため、テレビコマーシャルでもカールおじさんが主役に昇格した。また、カールおじさんは一時期二代目のカールおじさんに変更されているが、程なく元のカールおじさんに戻っている。ちなみに綴りがCURLではなくKARLなのは、商標の理由のため。コマーシャルソングは最初期はカントリー歌手の寺本圭一が歌っていた。その他複数の歌手に歌われたが、最も有名なものは演歌歌手の三橋美智也が歌ったものである(ちなみに和田アキ子も歌っている)。入試シーズンとなると頭に「う」をつけて「ウ・カール(受かる)」とし受験生に験担ぎを行っている。また、時報CMバージョンもあり、CS放送および110度CS放送の「キッズステーション」・「アニマックス」・「カートゥーンネットワーク」で見ることができる(時報バージョンは、午前7時・午前10時・午後3時・午後5時の4種類(明治製菓のホームページでは「CMギャラリー」で午前10時・午後3時・午後5時の3種類)を見ることができる)。キャッチフレーズは「それにつけてもおやつはカール
カルミン
1921年に発売されたロングセラーの清涼菓子。かつてはイチゴ味もあったが、現在はペパーミント味のみ発売している。
きのこの山たけのこの里
キノコタケノコの形をしたチョコスナック。きのこの山は1975年、たけのこの里はその4年後の1979年に発売された。キノコの傘と竹の子の皮はいずれもチョコレートになっているが、キノコの柄はクラッカー、竹の子の中はクッキーになっており、食感が異なる。この2商品は、しばしば「どちらが好きか?」という論争のネタになる。テレビCMは2006年時点ではナインティナイン坂田利夫が出演しており、また、ラジオ版ではナインティナインがパーソナリティをつとめているニッポン放送ナインティナインのオールナイトニッポン(木曜25:00-27:00)とのコラボレーションとなっており、オールナイトニッポンの枠では毎日流れている。また、姉妹商品に「すぎのこ村」がある。
アポロ
1969年発売のチョコレート。形はこの年月に着陸したアポロ11号から。色違いの三角形は、大気圏再突入後、すなわち帰還時の司令船をイメージしているのであって、アポロ1号ではない。イメージキャラクターは、うさぎのアポロちゃん。正確な比率や導入年度は不明であるが、数箱に一粒だけ上下の色が逆になっている「さかさアポロ」が入れられている。口コミによる売上増加を狙ったものといわれている。
マーブル
形はマーブル模様から、日本初の色つきチョココーティング・チョコレートとして発売。1962年の人気テレビ漫画鉄腕アトムのスポンサー広告で、爆発的売り上げをあげた。
コパン
バター焼きしたパンをイメージにして作られた菓子。CMで室井慎次を一時起用していた。
チョコベビー
形、味などからまろやかで、小さい、食べやすいチョコレート。
コーヒービート
コーヒー豆の形のミニチョコ。コーヒーとチョコを合わせたかのような味。
フラン
形、味などからグリコのムースポッキーと比べられることもある。
チェルシー
キャンデー。CMで流れるチェルシーの唄が有名。
マクビティ
日本ではかつて明治製菓が輸入元として発売。現在では国内製造している。
ショパン
チョコ菓子。意味は「ショコラ(チョコレート)を乗せたパン(CHO-PAN)」であり、作曲家のショパンが語源ではない。
キシリッシュ
ガム。現在のCMイメージキャラは木村拓哉。かつては沢尻エリカ亀田興毅劇団ひとりおぎやはぎ福山雅治渡部篤郎中谷美紀広末涼子がイメージキャラになっていた。キャンペーンでは商品に書いてあるシリアルナンバーで、携帯から着うたがもらえたり特製ムービーが見られたりなど独特な発想がみられる。また、緑茶抽出物を配合したキシリッシュ+Fも発売している。
ザバス
スポーツ飲料およびサプリメント。英字ロゴは「SAVAS」だが、最初の「S」の字は反転している。森永ウィダーや味の素アミノバイタルと比較されることが多い。この名を冠したスポーツクラブ(大阪府高槻市、新潟市、川崎市、埼玉県和光市)も展開している。また、2007年からオフィシャルパートナーを務める浦和レッズの国内試合用のユニフォームの胸には、このザバスのロゴが入れられている。
アミノコラーゲン
健康飲料およびサプリメント。略は「アミコラ」と呼ばれている。CMで滝沢秀明を起用していた。
金鶏印 銀座カリー / ハヤシ / シチュウシリーズ
大正時代昭和初期のレトロな雰囲気をイメージしたレトルト食品。当初は銀座カリーのみの販売だったが2007年現在ではさまざまなバリエーションが存在する。
コーラアップ
日本で初めて発売されたグミ
果汁グミ
メルティーキッス
ガルボ

医薬品

イソジンうがい薬
ポビドンヨードを用いたうがい薬。イメージキャラクターはカバのカバ君。
イソジン消毒液
同じくポビドンヨードを用いた外傷用消毒液で、うがいには使えない。イメージキャラクターはうがい薬同様カバのカバ君。
イソジンスクラブ・イソジンウォッシュ
前者は手術前の手洗いで必ず使われる消毒石鹸。後者はその一般向け版
ビクシリン
βラクタム系抗生物質。 一般名:アンピシリン
メイアクト
セフェム系経口抗生物質 一般名:セフジトレンピボキシル 略号:CDTR-PI  イメージキャラクターはくじらのエール君、メイちゃん。
デプロメール
一般名:フルボキサミン 日本初のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)として発売された。  イメージキャラクターはマンボウ。
メイラックス
ベンゾジアゼピン精神安定剤抗不安薬 一般名:ロフラゼプ酸エチル  イメージキャラクターははにわ。
ホスミシン
ホスホマイシン系抗生物質 一般名:ホスホマイシン 略号:FOM  イメージキャラクターはキリン。
ハベカシン
アミノグリコシド系抗生物質 一般名:硫酸アルベカシン 略号:ABK  イメージキャラクターは象。
オメガシン
カルバペネム系抗生物質 一般名:ビアペネム 略号:BIPM  イメージキャラクターはゴリラのビアコング
スオード
ニューキノロン系抗生物質 一般名:プルリフロキサシン 略号:PUFX  英語の刀【sword】から命名されている。 イメージキャラクターは侍。

兄弟・主要系列会社

  • 明治機械(元明治製糖傘下。後に株式会社河原の傘下となった。現在は明治製菓が再び筆頭株主となり再建中)
  • 日本甜菜製糖サトウダイコンが主原料の製糖業者。詳細は下記にて説明。)
  • 昭和ゴム(フェニックス・キャピタルグループの傘下)
  • 明治フードマテリア(旧明治製糖グループの総合商社「明商」、現在は明治製菓全額出資に)
  • 明治産業(明治製菓の子会社、主にオルビスなどの通販商品のうち食品関連商品などを取り扱う専門商社)
  • 明治スポーツプラザスポーツクラブの運営)
  • マルチフッド・インターナショナル(スナイダーズなど海外製菓子の輸入)
  • 明治チューインガム(キシリッシュ、等、製菓ブランド(生産受託)の他、すっぱいぶどうにご用心、等、独自ブランドのチューインガムキャンデー食玩を製造)http://www.meiji.co.jp/corp/group/ja_group/meiji_chewing.html
  • ポッカコーポレーション(飲料大手。レモン果汁を得意とする)

旧明治製糖グループ

かつては全社、現在の明治製菓のロゴを使用していた。
明治製糖(現在の大日本明治製糖
かつての親会社(母体企業)。現在はほとんど関係はない(大日本明治製糖が三菱グループなのに対し明治製菓は第一勧銀グループみずほグループ)。三菱商事全額出資子会社。
明治乳業
明治製菓と同じく明治製糖の一事業部が独立した企業、いわゆる兄弟企業。乳業界最大手。明治製菓の乳業部門を引き継ぐ。現在はグループ企業ではなく、業務提携会社である。株式の約4%を保有。離乳食なども製造している。1986年に現在のCIを導入するまでは、現在の明治製菓のロゴを使用していた。
明治乳業とは、現在も提携関係はあり、明治製菓の食材が活かされた明治乳業のアイスクリーム、明治乳業のヨーグルトを生かしたキャンディーというように、協力し合った商品開発を行っている。明治ケンコーハムは乳業の子会社(製菓とは無関係)。
2008年9月11日に、2009年4月1日をもって両社は株式移転による共同持株会社明治ホールディングス」を設立し、経営統合を実施すると公表した。
旧明治製糖との関係は、分離した企業という歴史的経緯はあるが、はるか昔のことであり、今はいわゆるグループといわれるような関係はほとんどない(古河電工富士電機富士通の関係に似ている)。
日本甜菜製糖
明治製糖の子会社として設立。いくつかの再編を経て現在の法人となる。現在は明治製菓が筆頭株主で、明治乳業の資本も入っている。しかし、事業面では大日本明治製糖との提携関係は継続している。
尚、明治屋明治安田生命明治大学明治学院大学・明治薬品・明治図書出版・明治時計などとは何の関係も無い。

主な製造・研究拠点

フード&ヘルスケア事業

関東工場(埼玉県坂戸市) 食料健康総合研究所を併設
チョコレート、カールをはじめ、フラン、ブラックプレシャスカカオ等の新製品も製造する。
東海工場(静岡県藤枝市
主にアーモンドチョコレートやチェルシーを製造する。
大阪工場(大阪府高槻市
チョコレート・ビスケット・スナックなど約50品目ほどの製品を生産する。

薬品事業

北上工場(岩手県北上市
抗生物質、抗不安剤、鎮痛消炎剤等の原薬を生産し、小田原工場に供給する。
小田原工場(神奈川県小田原市
注射剤、経口剤、外用剤(イソジン液、イソジンガーグル)を製造する。
岐阜工場(岐阜県本巣郡北方町
抗生物質や酵素などを生産する。
横浜研究所(神奈川県横浜市港北区
創薬研究部門、医薬開発部門、生物産業研究所がある。

閉鎖された拠点

足柄工場(神奈川県小田原市
原薬製造工場であったが、1998年(平成10年)に閉鎖。
戸畑工場(福岡県北九州市戸畑区
菓子製造の生産拠点であったが、2003年(平成15年)9月をもって閉鎖され、東海工場に統合された。
淀川工場(大阪府大阪市西淀川区
経口製剤製造の生産拠点であったが、2004年(平成16年)12月をもって閉鎖され、小田原工場に統合された。
広島工場(広島県広島市佐伯区
五日市駅近くにあったが、小規模だったためか数年前に閉鎖。跡地は大型マンションが建つ。

分社化された拠点

函館工場(北海道函館市
1980年(昭和55年)10月から道南食品に改組、分社化された。明治が100%出資の子会社。

CM出演タレント

現在

  • 相沢紗世 - 果汁グミぷるるん、メルティーキッス(以前は、Fran(フラン)のCMキャラクターだった)
  • 井上真央 - Panky(パンキー)、2008年度手作りチョコレート、果汁グミ
  • EXILE -Fran
  • おぎやはぎ -チョコレート効果(楠田枝里子と共演。以前は、XYLISH(キシリッシュ)「XYLISH SHOW!」に出演していた)
  • 香取慎吾 - 明治ミルクチョコレート、ノワール
  • 木下優樹菜 - きのこの山
  • 木村拓哉 - XYLISH (キシリッシュ)、日村勇紀(バナナマン)などと共演。
  • 楠田枝里子 - チョコレート効果(おぎやはぎと共演)
  • 滝沢秀明 - テオブロココア
  • 寺島咲 - 企業CM Sweet Life 「アルバム」編
  • ナインティナイン - きのこの山・たけのこの里、プッカ
  • 中居正広&稲垣吾郎 - 明治ミルクチョコレート、カカオスタイル(中居)、北海道チョコポテト(稲垣)(かつてアーモンドチョコレートのCMキャラクターだった)
  • 日村勇紀バナナマン) - XYLISH(キシリッシュ)、木村拓哉と共演
  • 広末涼子 - ガルボチップス(かつてXYLISH(キシリッシュ)、メルティーキッス、のど飴フルーツ、ガルボなどのCMに出演していた)
  • 藤原紀香 - アミノコラーゲン、コクがおいしいミルクココア
  • 宮里藍 - 明治アーモンドチョコレート(兄・優作らと共演)、XYLISH+F(キシリッシュプラスエフ)
  • 和田アキ子 - カール(CMソング、おらが村シリーズのアニメCMに『アッコ地蔵』として登場)
ほか

過去

スポンサー番組

現在

テレビ
TBS
テレビ朝日
テレビ東京
ラジオ

過去

テレビ
TBS
テレビ朝日
テレビ東京
ラジオ
  • ザ・ビートルズ (文化放送)

過去の協賛イベント

1985年まで、後楽園球場で行われていた読売巨人軍セ・リーグ公式戦のスポンサーであり、”明治スイートシリーズ”と銘打たれて開催され、入場券にも記載されていた。またバックネット裏の正面入り口にも同名のゲートが設けられていた。しかし森永製菓も同球場の中堅に広告を出しライバルの牙をむいた。現在は女子プロゴルフトーナメントMeijiチョコレートカップの特別協賛(2006年から)及び浦和レッドダイヤモンズのオフィシャルパートナーを務めている。

関連項目

外部リンク

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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