区内にはJRの駅が一つも無く、繁華街が無いこともあり、
山手線内にありながら、23区内のなかでは一番犯罪が少なく、
ダイヤモンド社の
週刊ダイヤモンド2007年8月11.18日合併号によると、「安心して住める街」一位である。
地理
文京区は、
東京都の東部、
皇居の北側に位置する。文京区役所の正確な位置は、東経139度45分40秒・北緯35度42分20秒。
武蔵野台地の坂、
神田川などにつくられた低地部、5つの台地(関口台、小日向台、小石川台、白山台、本郷台)や谷から成り立ち、坂の多い地域である。
高度は、
後楽一丁目の海抜3.1メートルを最低に、大塚五丁目付近で海抜34メートルである。面積は、11.31km²であり、特別区では4番目に面積の小さい区である。
歴史
現在の文京区に人が住み始めたのはおよそ18,000年前頃の
旧石器時代と考えられている。区内28カ所に縄文遺跡が確認され、本郷台地周辺で
貝塚と
縄文土器が多数発見されている。
1884年(明治17年)に向ヶ丘弥生町(現在の弥生一丁目)で発見された土器は、その発見地から
弥生式土器と命名され、
弥生時代の名の由来となっている。
明治29年に
六義園(
本駒込6丁目)から
本郷通りの東側(現在の
本駒込5丁目)で弥生後期の遺跡が発見されている。
豊島区と文京区の区界にまたがって広がる遺跡。中世に至り
上杉氏の支配下に入り
太田氏・
豊島氏などの豪族の影響を受け、
後北条氏の支配地となり徐々に発展していったようである。
三代将軍
徳川家光の乳母である
春日局、大奥の奥女中であった
音羽が土地を拝領した事から「春日」「音羽」など現在でも地名として使われる。
大政奉還後は十五代将軍
徳川慶喜が旧小日向(春日)居住。
江戸時代は、区内の大半が武家地によって占められていたため、町人町の拡大は広大な武家地によって妨げられていたが、中期には区域の多くが市街化し、後期には
中山道の街道筋に商店が建ち並ぶなど商業が活発化した。明治時代に入り広大な武家屋敷の跡地は、大学などの教育機関の敷地や軍用に転用された。
区内には、
幕府の官学の府ともいうべき
湯島聖堂、
昌平坂学問所があった。
昌平坂学問所跡に師範学校、女子師範学校が設立され、
東京大学が現在地に移転を完了し、文教地区文京の特色が鮮明になった。
一方、
水戸徳川家の上屋敷内の庭園が現在の
小石川後楽園となり、五代将軍
徳川綱吉の大老
柳沢吉保の
六義園が返還され、国の名勝になるなど、都心の貴重な緑地を今に残している。
1937年(昭和12年)、
東京砲兵工廠の跡地に後楽園スタジアム(現在の
東京ドーム)が誕生し、戦後のプロ野球復活と共に娯楽地として発展する。
1947年(昭和22年)、市街地編成として小石川区と本郷区が合併し文京区誕生(
1947年(昭和22年)3月5日公布、同年3月15日施行)。区の名称は『文京』の名が書きやすく、“文教の府”のイメージと一致しているとして、両区の区議会で採用された。
1999年(平成11年)、35年ぶりに人口増加へ転じている。
人口
行政
区長
-
成澤廣修(なりさわ ひろのぶ)(任期:2011年4月26日)
経済
出版・
印刷業が盛んであり区内製造業出荷額の9割を占めるほか、医療機関が多いことから、
医療機器関連、
秋葉原に近いことから、
情報通信関連の産業も盛んである。
区内の産業を活性化するために産業情報ネットワーク「BUN-NET」を区が運営している。
姉妹都市・提携都市
隣接している自治体
地域
各地域
交通
鉄道
-
丸ノ内線
-
南北線
-
有楽町線
-
千代田線
-
都営三田線
-
都営大江戸線
道路
-
首都高速道路
-
5号池袋線が区南西を横切り、池袋方面から、目白台に護国寺出入口、新宿区と接して早稲田出口、飯田橋出入口と神田方面に続く。
-
国道
-
国道17号 - 日本橋起点の国道17号は、御茶ノ水付近から区中央を本郷通り、旧白山通り、白山通りとして横断し巣鴨方面へ抜け、新潟市まで至る。
-
国道254号 - 本郷三丁目交差点を起点に国道254号は池袋・川越方面に抜け、群馬県を経由して長野県まで至る。区内では春日通りの一部がこの国道になる。
-
都道
バス路線
学校・教育
文京区は、区が自らを「文の京」と位置づけているように、国内の最高学府といえる東京大学が所在し、また区の規模に比して教育機関が多い。
小学校・中学校における
この書体の区立学校は、
文部科学省が推進する「学力向上フロンティア」指定校(フロンティアスクール)である。
大学・短期大学
国立
私立
高等学校
国立
都立
私立
特別支援学校
中学校
国立
都立
区立
私立
小学校
国立
-
お茶の水女子大学附属小学校
-
筑波大学附属小学校
-
東京学芸大学附属竹早小学校
区立
私立
幼稚園
国立
- お茶の水女子大学附属幼稚園
- 東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎
区立
私立
保育園
公立
私立
その他
-
中国国立北京中医薬大学日本校
- 東京バプテスト神学校
病院
-
順天堂大学医学部附属順天堂医院
-
東京医科歯科大学医学部附属病院
-
東京医科歯科大学歯学部附属病院
-
東京大学医学部附属病院
-
東京都立駒込病院
-
日本医科大学付属病院
-
日本通運健康保険組合東京病院
- 東京健生病院
- 株式会社日立製作所東京日立病院
公共施設
-
文京シビックセンター(文京区役所が所在。文京区春日1-16-21)
- 飯田橋公共職業安定所(ハローワーク飯田橋)(後楽1-9-20)
- 管轄地域に文京区のほか、多くの企業の本社が所在する中央区や千代田区も抱え、日本のハローワークとしては最大規模である。
-
駒込警察署(本駒込2-28-18)
- 上富士前交番(本駒込5-3-4)
- 動坂交番(本駒込3-18-16)
- 団子坂交番(千駄木3-31-11)
- 浅嘉交番(本駒込1-1-14)
-
富坂警察署(小石川2-14-2)
- 春日交番(春日1-16-28)
- 後楽交番(後楽2-1-8)
- 竹早交番(小日向4-1-6)
- 白山交番(白山2-39-1)
- 千石一丁目交番(千石1-28-6)
- 林町交番(千石1-6-12)
- 東京ドーム警備派出所(後楽1-3)
-
本富士警察署(本郷7-1-7)
- 本郷交番(本郷4-2-1)
- 壱岐坂交番(本郷1-11-10)
- 天神町交番(湯島3-26-10)
- 根津交番(根津1-18-11)
- 弥生町交番(弥生1-1-1)
-
大塚警察署(音羽2-12-26)
- 茗荷谷駅前交番(小石川5-5-7)
- 大塚六丁目交番(文京区大塚5-13-11)
- 護国寺前交番(大塚5-40-7)
- 江戸川橋交番(関口1-23-1)
- 目白台交番(目白台1-16-12)
- 小日向交番(春日2-8-13)※2007年3月で目白台交番に統合され廃止。現在は小日向地域安全センターとなっている。
- 小石川消防署(白山3-3-1)特別消火中隊・救急隊1
- 老松出張所(目白台1-20-14)救急隊無
- 大塚出張所(大塚4-45-14)救急隊1
- 本郷消防署(本郷7-1-11)化学機動中隊・救急隊1
- 駒込出張所(本駒込3-1-7)特別消火中隊・救急隊無
- 根津出張所(弥生1-2-19)救急隊1
名所・旧跡・観光スポット
祭事・催事
文京花の五大まつり
- 文京梅まつり(毎年2月8日~3月8日・湯島天満宮境内)
- 文京さくらまつり(毎年4月初旬・播磨坂さくら並木)
- 文京つつじまつり(毎年5月頃・根津神社境内)
- 文京あじさいまつり(毎年6月頃・白山神社境内)
- 文京菊まつり(毎年11月1日~23日・湯島天満宮境内)
祭事
- 文京朝顔・ほおずき市(7月・伝通院(朝顔市会場)及び源覚寺(ほおずき市会場))
- 根津・千駄木下町まつり(10月・根津、千駄木)
- 文京一葉忌(11月23日・法真寺)
ホテル・旅館
ホテル
旅館
- 朝陽館本家(本郷1-28-5/03-3814-8181)
- 鳳明館本館・台町別館(本郷5-10-5/03-3811-1181)
-
旅館つたや(本郷5-32-9/03-3812-3231)
- ふたき旅館(本郷6-6-3/03-3811-1841)
- 太栄館(本郷6-10-12/03-3811-6226)
- 鳳明館森川別館(本郷6-23-5/03-3811-8171)
マスコミ
出身有名人
文京区ゆかりの文人
-
石川啄木(いしかわ たくぼく) 歌人・詩人・評論家
-
川端康成(かわばた やすなり)小説家
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森鷗外(もり おうがい)小説家・戯曲家・翻訳家・評論家・軍医
-
若山牧水(わかやま ぼくすい)歌人
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有島武郎(ありしま たけお)小説家・詩人
-
金田一京助(きんだいち きょうすけ)言語学者・国語学者
-
島崎藤村(しまざき とうそん)小説家・詩人
-
竹久夢二(たけひさ ゆめじ)詩人・画家
-
夏目漱石(なつめ そうせき)小説家
-
正岡子規(まさおか しき)俳人・歌人
-
宮沢賢治(みやざわ けんじ)詩人・童話作家
-
樋口一葉(ひぐち いちよう)小説家・歌人
-
北原白秋(きたはら はくしゅう)詩人・歌人
-
永井荷風(ながい かふう)小説家・随筆家
-
高村光太郎 (たかむら こうたろう)詩人・歌人・彫刻家
-
高浜虚子 (たかはま きょし)俳人・小説家
-
尾崎紅葉(おざき こうよう)小説家
-
泉鏡花(いずみ きょうか)小説家・戯曲・俳人
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幸田露伴(こうだ ろはん)小説家
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曲亭馬琴(きょくてい ばきん)戯作者
-
二葉亭四迷 (ふたばてい しめい)小説家
-
小泉八雲(こいずみ やくも)英文学者・小説家・随筆家
-
伊藤左千夫(いとう さちお)歌人・小説家
-
井上円了(いのうえ えんりょう)哲学者
-
井上哲次郎(いのうえ てつじろう)哲学者・詩人
-
宇野千代(うの ちよ)小説家
-
江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)推理小説家
-
円地文子(えんち ふみこ)小説家
-
尾崎紅葉 (おざき こうよう)小説家・俳人
-
大町桂月(おおまち けいげつ)詩人・随筆家・評論家
-
川口松太郎(かわぐち まつたろう)小説家・劇作家
-
河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)俳人
-
菊池寛(きくち かん)小説家・劇作家
-
木下順二(きのした じゅんじ)劇作家
-
草野心平(くさの しんぺい)詩人
-
窪田空穂(くぼた うつぼ)歌人・国文学者
-
窪田章一郎(くぼた しょういちろう)歌人・国文学者
-
幸田文(こうだ あや)随筆家・小説家
-
幸田露伴(こうだ ろはん)小説家・随筆家・考証家
- 斉藤緑雨(さいとう りょくう)小説家・評論家・随筆家
-
佐佐木信綱 (ささき のぶつな)歌人・国文学者
-
サトウハチロー 詩人・小説家
-
佐藤春夫(さとう はるお)詩人・小説家・評論家
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島木赤彦(しまき あかひこ)歌人
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釈迢空 (しゃく ちょうくう)・折口信夫 国文学者・民俗学者・歌人・詩人
-
杉浦重剛 (すぎうら じゅうごう)思想家・教育家
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瀬戸内晴美 (せとうち はるみ)小説家
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坪内逍遥 (つぼうち しょうよう)小説家・評論家・劇作家・英文学者・教育者
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寺田寅彦 (てらだ とらひこ)物理学者・随筆家
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徳田秋声 (とくだ しゅうせい)小説家
-
直木三十五 (なおき さんじゅうご)小説家
- 中島歌子 (なかじま うたこ)歌人
-
半井桃水 (なからい とうすい)小説家
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新渡戸稲造 (にとべ いなぞう)農政学者・教育者
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野口雨情 (のぐち うじょう)詩人
-
馬場孤蝶 (ばば こちょう)翻訳家・随筆家・英文学者
-
平塚らいてう (ひらつか らいちょう)評論家
-
宮本百合子 (みやもと ゆりこ)小説家
その他
プロ野球チーム
- ※フランチャイズ制度が確立した1952年以後に拠点を置いたチームを記す。全て後楽園(巨人、日本ハムは1988年以後東京ドーム)を本拠地としている。
-
田中角栄、田中直紀、田中真紀子、鳩山一郎、鳩山威一郎、鳩山由紀夫、鳩山邦夫
外部リンク
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ふんきようく
*ふんきようく