敦賀市 [Tsuruga] [被リンク数: 312]

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敦賀市(つるがし)は、福井県南部(嶺南)の、敦賀湾に面する港町である。

概要

気候は季節風の強まるでも、日本海沿岸の中では比較的穏やかとされる。古代より畿内と北陸を結ぶ北陸街道が通り、また畿内や瀬戸内海に繋がる水運を利用できる琵琶湖からは愛発山を越えてすぐ北側に位置するため交通の要衝とされ、街道沿いには氣比神宮が鎮座して門前町が形成されて、敦賀港とともに発展した。
近代には、欧亜国際連絡列車の日本側入口として、外国製の地球儀には、3~4都市しか記載されない日本の都市の1つとして、敦賀を含めた物が多く見られた。現在も鉄道高速道路(予定)の接合地であり、重要港湾敦賀港にはフェリー定期航路やコンテナ船航路が開設されているなど、日本海側の交通の要衝である。
第二次世界大戦前に市制を敷いた点や、市街地の規模から、福井県嶺南の代表都市とされる。2007年に、市制施行70周年を迎えた。

地理

現在の市域は、令制国での越前国敦賀郡と区域が一致しているが、観光などでは、若狭、若狭・敦賀などの地域区分を使用されることも多い。これは敦賀郡が江戸時代に若狭藩(小浜藩)領であったことから敦賀以北の越前よりも風俗が若狭に近いことが理由とされている。福井県内の地域区分で言う嶺南と一致する。

位置

敦賀市は、木ノ芽峠のすぐ南側で、若狭湾の最も奥に位置する。更に、日本海側と太平洋側が最も接近する地域が、敦賀(若狭湾の最も奥)と名古屋伊勢湾の最も奥)を結ぶ線である。琵琶湖の北端から市街地まで20kmも離れていない為、過去には何度も琵琶湖と日本海を結ぶ水路建設の話が持ち上がった。

地形

典型的な扇状地地形であり周囲三方を山に囲まれている。またリアス式海岸である若狭湾の東端に位置する。湾は海に入ると急激に水深が下がることから、昔から良質な天然漁港で有名だった。上記の理由により平地が少なく、市の大部分は山林で占められている。

歴史

平安時代まで

鎌倉時代から江戸時代まで

戦国時代まで
江戸時代まで

明治維新から第二次世界大戦まで

第二次世界大戦後

  • 1947年市内バス営業開始。
  • 1955年 1月15日 敦賀郡愛発村・粟野村・東郷村・中郷村・東浦村の近隣5村を編入合併。これにより市制施行以前の敦賀郡全域が敦賀市域となる。
  • 1957年 北陸本線敦賀~米原間、現在の経路で交流電化開業。
  • 1962年 北陸トンネル完成。
  • 1963年1月三八(サンパチ)豪雪、154cmの積雪を記録。
  • 1970年3月日本原子力発電敦賀発電所1号機(沸騰水型軽水炉)運転開始。大阪府吹田市で開催中の日本万国博覧会に関西電力原子力事業本部美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉)と共に送電。
  • 1970年8月新日本海フェリー、舞鶴~敦賀~小樽航路就航。
  • 1972年北陸トンネル列車火災事故発生。
  • 1974年現在の敦賀市本庁舎完成。
  • 1974年8月新日本海フェリー、敦賀~新潟~小樽航路就航。
  • 1977年 北陸自動車道武生~敦賀間開通。
  • 1980年北陸自動車道敦賀~米原間開通、名神高速道路に接続。
  • 1981年1月五六豪雪、198cmの積雪を記録。
  • 1981年大韓民国東海市と姉妹都市盟約締結。
  • 1981年国道27号金山バイパス、岡山~野神間開通。
  • 1985年白木トンネル開通。
  • 1985年氣比神宮で昭和の大造営。
  • 1986年「えびす大黒綱引き」(敦賀市西町:現-相生町)が国の無形民俗文化財に指定。
  • 1986年学校法人敦賀学園敦賀女子短期大学開学。(現学校法人敦賀学園敦賀短期大学)
  • 1986年学校法人嶺南学園敦賀気比高等学校開校。
  • 1986年敦賀セメント・北陸電力共同岸壁が完成。
  • 1986年福井厚生年金健康福祉センター「サンピア敦賀」(現ウェルサンピア敦賀)(呉羽町)が開所。
  • 1987年2月日本原子力発電敦賀発電所2号機(加圧水型軽水炉)運転開始。
  • 1988年国道8号敦賀バイパス余座~坂ノ下間開通。
  • 1988年中郷古墳群が国の史跡に指定。
  • 1988年敦賀港鞠山北A岸壁供用開始。
  • 1989年 嶺南ケーブルネットワークケーブルテレビ放送開始。
  • 1990年大韓民国釜山~敦賀間定期コンテナ船就航。
  • 1990年敦賀港鞠山北C岸壁供用開始。
  • 1990年敦賀市プラザ萬象(ばんしょう)(東洋町)が開館。
  • 1991年敦賀港鞠山北B岸壁供用開始。
  • 1991年敦賀市立図書館(東洋町)が移転開館。
  • 1991年北陸電力敦賀火力発電所営業運転開始。
  • 1992年敦賀市清掃センター(櫛川)が完成。
  • 1993年国道27号金山バイパス野神~木崎開通。
  • 1994年「日本海さかな街」(若葉町一丁目)が開業。
  • 1994年旧動力炉・核燃料開発事業団高速増殖原型炉「もんじゅ」初臨界(1995年初送電)。
  • 1996年3月国道8号敦賀バイパス田結~余座開通。これと同時に敦賀新港(鞠山埠頭)に接続。
  • 1996年東海市との姉妹都市提携15周年を記念して、敦賀港と大韓民国を往復する「敦賀市民の船」を運航。
  • 1997年5月敦賀市みなとつるが山車(やま)会館開館。
  • 1999年7月敦賀港開港100周年記念事業「つるが・きらめきみなと博21」開催。
  • 1999年7月新日本海フェリー、敦賀~新潟~秋田~苫小牧航路就航。
  • 2001年姉妹都市提携20周年を記念して敦賀港と大韓民国を往復する「敦賀市民の船」を運航。
  • 2001年中華人民共和国台州市と姉妹都市盟約締結。
  • 2003年JR西日本小浜線直流電化開業。
  • 2003年国道476号木ノ芽峠トンネルが完成。
  • 2004年3月 金ヶ崎緑地が臨港トンネル(金ヶ崎トンネル)とともに供用開始。
  • 2004年3月国道27号金山バイパス全通。
  • 2005年男女共同参画宣言都市」となる。
  • 2006年9月24日 JR西日本北陸本線長浜敦賀間、及び湖西線永原近江塩津間を交流電化から直流電化へ切替。
  • 2006年10月21日敦賀駅までの直流電化に伴い、新快速電車を中心に直流専用電車が乗り入れ開始(直流電化開業)。

人口

行政

高浜町や旧大飯町と共に、地方交付税(普通交付税)の不交付団体である。
  • 敦賀市長:河瀬一治 (1995年から)
  • 敦賀市議会議員:26人(2007年統一地方選挙より)

産業

  • 産業人口(2005年国勢調査)
    • 第一次産業:  869人
    • 第二次産業: 9,816人
    • 第三次産業: 23,379人

工業

漁業

  • 浦底漁港
  • 立石漁港
  • 白木漁港

加工業

製菓業

  • 求肥こんぶ
  • 水仙まんじゅう(くずまんじゅう)
  • 豆落雁

電力業

地域

健康

  • 平均年齢 43.5歳(2005年国勢調査)

市街地

市街地は主に、旧市街地(アーケード商店街を中心とした笙の川以東)と、新市街地(通称新木崎通り若葉交差点から昭和町交差点までの通りを中心とした笙の川以西)の二つに分けられる。ともに敦賀空襲後、区画整理されたため旧市街地でも戦前の面影には乏しい。
港町として栄えてきた旧市街地には各所に史跡・旧跡が立地し、農地は殆ど無く殆どが住宅地か商業地である。敦賀駅前から敦賀港付近にかけてのアーケード街は、全体として活気に乏しく、半ばシャッター通りと化しているが更にその加速化を危惧する声もある。しかし、2006年秋に敦賀駅までの直流電化(新快速電車乗り入れ)により、敦賀駅が京阪神から身近となったことから、同様に直流電化による新快速電車乗り入れでやや活気づいた長浜市の例を鑑みて、状況が好転する希望的観測をする向きもある。ちなみに、乗車カードは導入されていない。
国道8号に指定されているアーケード街の一部は、かつて北陸の幹線としてトラックや観光バスが行き交ったことから夜間にラーメン屋台が出るようになり、現在でも、市内外から屋台の「敦賀ラーメン」を目当てに客が訪れる。9月2、3、4日の敦賀まつりの期間中は、アーケード街一帯から氣比神宮にかけて数多くの露天商が出店し大変混雑する。
また、敦賀都市計画マスタープランによると、北陸新幹線敦賀駅駅舎整備事業と平行して東口を新設、現在の敦賀駅前通を東へ延長し国道8号敦賀バイパスに接続、その周囲に「中高年齢層の利用も考慮した」商業施設や住宅施設を整備する計画となっている。国道8号敦賀バイパスが全通すれば、中心部の混雑緩和には貢献するものの、観光客や運送業等が敦賀を素通りする空洞化の加速や深刻化が危惧されている。
以前は田畑しかなく夜は真っ暗だったが、二本の通りを中心として商業地や住宅地(戸建住宅・賃貸アパート・分譲マンション)が広がり新市街地は人口増加傾向にある。特に片道2車線の福井県道142号松島若葉線(通称新木崎通り)周囲には広い敷地を生かしたロードサイドショップが多く立地するようになり、今や敦賀で最も発展している地区になった。高等学校や短期大学、専修学校が近くに立地しているため、若者が集まりやすいのも発展した要因と思われる。敦賀市本庁舎や敦賀警察署といった役所も、もとは旧市街地に立地していたのがこの付近に移転したことで市の中心になりつつある。新木崎通りの南端国道27号との交差点に日本海さかな街ができてからは、休日ともなると関西・中京方面から観光客が訪れるようになった。ちなみに新市街地に関しては敦賀駅から離れたところに位置し、また二次交通バス)が未発達のため、モータリゼーションに対応したところになっている。

姉妹都市・提携都市

日本国内
その他の国

学校

幼稚園

  • 敦賀市立敦賀北幼稚園(曙町)
  • 敦賀市立松陵幼稚園(平和町)
  • 学校法人早翠学園
    • 早翠幼稚園(本町一丁目)
    • 第二早翠幼稚園(市野々)
  • 学校法人栄光学園
    • 敦賀教会幼稚園(本町二丁目)

小学校

  • 敦賀市立赤崎小学校(赤崎)
  • 敦賀市立粟野小学校(莇生野)
  • 敦賀市立粟野南小学校(公文名)
  • 敦賀市立咸新小学校(井川)
  • 敦賀市立沓見小学校(沓見)
  • 敦賀市立黒河小学校(御名)
  • 敦賀市立常宮小学校(常宮)
  • 敦賀市立中央小学校(野神)
  • 敦賀市立敦賀北小学校(曙町)
  • 敦賀市立敦賀西小学校(結城町)
  • 敦賀市立敦賀南小学校(清水町一丁目)
  • 敦賀市立中郷小学校(岡山町一丁目)
  • 敦賀市立西浦小学校(色)
  • 敦賀市立東浦小学校(杉津)
  • 敦賀市立松原小学校(松島町)

中学校

  • 敦賀市立粟野中学校(金山)
  • 敦賀市立気比中学校(清水町一丁目)
  • 敦賀市立松陵中学校(松葉町)
  • 敦賀市立角鹿中学校(角鹿町)
  • 敦賀市立西浦中学校(色)
  • 敦賀市立東浦中学校(杉津)
  • 学校法人嶺南学園
    • 敦賀気比高等学校付属中学校(沓見)

高等学校

短期大学

専修学校

  • 敦賀市立看護専門学校(木崎)

交通

陸上交通では、福井舞鶴京都米原の四方との、海上交通では北海道への結節点となっている。

鉄道

現在

西日本旅客鉄道

過去

主な道路

有料道路

国道

福井県道

  • 福井県道143号松原粟野停車場線
  • 福井県道204号大谷杉津線
  • 福井県道207号今庄杉津線
  • 福井県道209号五幡新保停車場線
  • 福井県道210号津内櫛林線
  • 福井県道211号山櫛林線
  • 福井県道225号敦賀美浜線

バス

港湾

航路
<!--===主な都市への距離===
道路
鉄道(営業キロ)

名所・旧跡・観光スポット・祭事

景勝地

社寺・日本庭園

敦賀港、周辺の博物館

  • 敦賀港 - 金ヶ崎緑地 - きらめきみなと館 - 旧敦賀港駅舎 - 赤レンガ倉庫 - 洲崎の高灯籠
  • 敦賀市立博物館
  • みなとつるが山車会館
  • 紙わらべ資料館
  • 立石岬灯台

旧跡

  • 木の芽古道、深坂古道
  • 中郷古墳群
  • 疋田城跡
  • 玄蕃尾城跡
  • 金ヶ崎城跡、手筒山城
  • 敦賀城
  • 愛発関跡 - 古代三関の一つ。
  • 陸軍第十九歩兵連隊場跡(歩哨など)

その他

原子力発電広報施設

  • 日本原子力研究開発機構 - アクアトム(神楽町二丁目)、アトムプラザ(木崎)、エムシースクエア(白木一丁目)
  • 日本原子力発電 - 敦賀原子力館(明神町)、げんでんふれあいギャラリー(本町二丁目)
  • 福井県 - 福井原子力センターあっとほうむ(吉河)

祭事

  • 1月に漁師が夷子方、百姓が大黒方に分かれ、その年の大漁と五穀豊穣を願って競われる綱引きの伝統は、400年にわたり受け継がれている。
  • 氣比神宮例大祭敦賀まつり(9月上旬)
  • 花換まつり http://kanegasakigu.jp - 金崎宮、4月上旬
  • とうろう流しと大花火大会気比の松原において行われる。(8月16日)
  • 晴明の朝市(相生町):晴明神社の門前(博物館通り)で行われる。
  • 敦賀西町の綱引き(相生町):国指定重要無形民俗文化財
  • きらめきサマーフェスティバル(敦賀港)(7月海の日前後の週末)
  • 敦賀港カッターレース(敦賀港)(7月海の日もしくは次の日曜)敦賀海洋少年団が1996年から実施。

関連人物

出身有名人

ゆかりのある人物

その他

市外局番

敦賀市の市外局番は、料金単位区域(敦賀MA)と同一の範囲を持つ0770(市内局番は20~49)で統一されており、以下の区域への通話は市外局番不要かつ市内通話料金が適用される。なお、小浜MAも同じ市外局番(市内局番は50~79)であるが、MAが異なるため、市外局番が必要である。
なお、西日本電信電話による級局区分は、2級局である。

情報

脚注・出典

関連項目

外部リンク

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つるかし * つるかし つるかし
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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