政権(せいけん)とは、
政治を実行する
権力のことである。
概要
政権は政治を実行する能力であるが、多くの場合は
行政権を中心とする権力を指す。ただし単に行政権のみにとどまらず、
立法権も含めた権力を指す場合が多い。
政権(厳密には
行政権)を担当する
政党を
与党という。「政権与党」という言葉も聞かれる。
議院内閣制の場合、一般的には議会での多数をしめる
政党が政権を担当し与党となる。
大統領制の場合には、議会の少数党であっても
大統領が所属する政党が行政権を担当するため、与党である。議院内閣制の
日本ではほとんどの場合、立法権を持つ政党が行政権をも担当しているため、この定義は曖昧な面もある。
なお、政権を担当していない政党は
野党とよばれ、政権を監視し権力の濫用を抑えることが期待されている。野党が存在しない、もしくは極端に小規模な野党しか存在しない場合は政権が拡大し、
独裁政権が誕生しやすい。
政権という言葉は、
政府とほぼ同義で使われる場合もある。
政権保持者
民主主義国家においては、政治上の権力は国民に属するが、一般的には国民が政権を保持しているとは言わない。多くの場合は
国家元首もしくは
首相を中心として、
閣僚や与党が政権を保持すると認識される。国家元首や首相を輩出する政党に変更があった場合、「
政権交代」とよばれ、政治上の重要な出来事として扱われる。
二大政党制や
多党制ではしばしば政権交代が行われる。
政権担当能力
狭義では、国民生活に支障のない、無政府状態にならない程度に最低限の
行政運営をする能力ことである。
日本で政権交代がほとんどなされないのは、野党が政権担当能力を有しないことが原因と言われている。
関連項目
せいけん
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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