愛称(あいしょう)とは、とくに親しみを込めて対象を呼ぶために用いられる
本名以外の名前の一種である。
あだな(渾名・綽名)、
ニックネーム(nickname)、
ペットネーム、
タックネーム(TAC name) ともいう。
なお、「あだな」を「徒名」とも書くが、こちらは特に悪評、事実無根の評判、男女関係についての噂を意味する語で、「渾名・綽名」とは意味が異なる。
愛称の付け方
- 本名からつける
- 身体の特徴からつける
- 対象に関係する事柄からつける
- 対象が関係したエピソードからつける
- (対象が生物の場合)性格・気質からつける
イヌに対する「ポチ」やネコに対する「タマ」など、本来の由来からはなれて、普遍的な愛称として定着しているものもある。
対象となる物事
現代の日本では、愛称がつけられる対象には、次のようなものがある。
例えば
アメリカでは
ニューヨーク・シティーを「ビッグ・アップル (Big Apple)」、
ニューヨーク州を「エンパイアー・ステート (Empire State)」と称するように、都市や州などに愛称をつける場合がある。
日本文学における愛称
-
夏目漱石『坊っちゃん』は、「赤シヤツ」、「野だいこ」、「マドンナ」、「山嵐」、「うらなり」など、あだ名が多い。
- 『源氏物語』の作中人物の名前も、本名、実名でなく、「光源氏」、「藤壺」、「紫の上」などいずれもあだ名である。
愛称の考案、普及者
広告業界においては、愛称を考案・普及させるのは、
企業、
マスメディア、特定の商品や場所の宣伝に関わる者などある場合が多い。また商品やサービス、キャラクターの場合は公募や選考委員会によって決定される場合もある。
E電 のように、考案、宣伝されながらも定着しないままに終わる愛称もある。
ヨーロッパ諸言語
ヨーロッパの言語ではある正式名に対応するニックネームが決まっているものがある。詳細は名前の短縮型を参照。
ニックネームの語源
「ニック」の語源は「…もまた」を意味する初期英語「eke」であり、渾名を「eke‐name」としていたものが、後に訛ったものとされる。
関連項目
外部リンク
あいしよう
----------------------------------------------
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
ご利用上の注意