『
恐竜戦隊コセイドン』(きょうりゅうせんたいコセイドン)は、
1978年7月7日から
1979年6月29日まで東京12チャンネル(現:
テレビ東京)系列で毎週金曜19:30 - 20:00に放送されていた
特撮テレビ番組である。
円谷プロダクション制作。全52話。「円谷
恐竜シリーズ」の第3作。4クール目(第40話以降)より『
恐竜戦隊コセイドン 戦え! 人間大砲コセイダー』に改題した。
概要
前2作が「恐竜が現代に復活する」物語だったのに対し、本作は主人公たちが恐竜時代へタイムトラベルして活躍するものになっており、シリーズのほぼ全編にわたり白亜紀が舞台である。その設定には、タイムパラドックスや植物系の異星人(後述)など放映当時のSFブームを反映した面が多く、ビジュアル面にはそのブームを巻き起こした米映画『
スターウォーズ』の直接の影響も見られる(光る剣での戦闘、異星のプリンセスとその召使いロボットの描写など)。
ヒーロー番組としては、隊員の1人トキ・ゴウが真っ赤な強化服に身を包んだ正義の戦士「コセイダー」となって戦うのが目玉であり、その意味ではタイトルから連想される「スーパー戦隊シリーズ」よりも後の「
メタルヒーローシリーズ」のコンセプトに近い。コセイダーは当初は純粋に“コセイドン隊の白兵戦要員”であり、ゴウ自身の身体能力を超える特殊能力は持っていなかったが、序盤物語のキーアイテムである「コスモ秘帖」に隠されたエネルギーでパワーアップを果たした後は、時間を停止させる能力をも持つ、文字通りの超人へと変化する。
なおコセイダー出撃シークエンスの合間に現在進行中の出来事(殆どは仲間のピンチ)のカットが入り、一秒を争う緊迫した事態であることを示す演出が行われた。
前半のレギュラー敵であるゴドメス星人は植物から進化した知的生命体で、死んでも
クローンで蘇るという設定となっており、異質な存在であることを演出していた。このゴドメスとの攻防を描く第1クールは、いわゆる毎回の怪獣・怪人も登場しない、特撮ヒーロー番組としては比較的珍しい完全な連続ドラマとして構成されており、本作品の際立った特徴となっている。しかし第2クールからはゴドメス側が“恐獣”と呼ばれる侵略の尖兵を投入することで1話完結のオーソドックスなスタイルに変化。さらに28話でゴドメスが倒された後はレギュラー敵は登場せず、毎回異なるシチュエーションの事件に立ち向かうコセイドン隊の活躍が描かれるようになった。
ストーリー
タキオンの発見により
タイムトラベルが実現した未来、人類は
中生代白亜紀と現在とを自由に行き来し、白亜紀の地球に
コロニーを作っていた。そして、
タイムマシーン・コセイドン号により「タイムGメン」が白亜紀とタイムトラベルの安全を守っていた。
2001年、日本が熱線と冷凍光線の攻撃を受けた。その攻撃は白亜紀からのものであると分かる。この異常事態に対してコセイドン号が出動、白亜紀で調査を開始した。そこで彼らは地球外からの逃亡者・アルタシヤ姫とお付きのロボット・ビックラジイに出会う。彼女たちを追ってやって来た侵略者ゴドメス星人は地球を新たな目標として行動を開始し、コセイドン隊はこれを阻止するために戦うこととなる。
キャスト
- トキ・ゴウ/コセイダー:大西徹也
- モリ・モリィ:佐藤蛾次郎
- ヒムガシ・テツ:三景啓司
- ブツクサ・ウララ:一条みゆ希
- ハルナ・マリ:川崎たか子
- バンノ・チカラ:草野大悟
- アルタシヤ:村野奈々美
- 時空管理局長官:観世栄夫
- ビックラジイの声:矢田稔
- タイムマザーの声:木村玲子
- ゴドメス帝王の声:兼本新吾
- 総監ザジの声:水鳥鉄夫
- ナレーター:村松克己、古川登志夫
放送リスト
登場メカ
- コセイドン号
- タイムGメン本部に設置されたタイムトンネルにメビウス・レールと呼ばれる光のレールを噴射し、タキオン・エンジンによって恐竜時代と現代を往来する巨大タイムマシン。ファイタス号、ハクアス号を輸送する母艦の機能も持つ。
- ファイタス号
- タイム戦士コセイダーを射出する「人間大砲」ファイタスボンバーを装備。機体後部が分離変形して飛行可能なファイタス2号になる。主要乗員はコセイダーになるトキ・ゴウと、操縦者であるヒムガシ・テツ。
- ハクアス号
- 恐竜捕獲用大型アームと恐竜収納用の大型ケージを装備。ファイタス号と同じく機体後部が飛行可能な、ハクアス2号に分離変形する。
ゴドメス星人
- ゴドメス帝王
- 総監ザジ
- ゴメル軍団長
- ジェリコ司令官
- ケスノーチ将軍
- ガバン将軍
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
水木一郎『コセイドン隊マーチ』<(作詞:谷のぼる/作曲:宮内国郎)
スタッフ
- 原案:内山伊史、高橋靖男(東急エージェンシー)、円谷皐(円谷プロダクション)
- プロデューサー:石川博(東京12チャンネル)、室田堯、円谷粲(円谷プロダクション)
- 監督:外山徹、深沢清澄、中島俊彦、東條昭平、平山公夫
- 脚本:阿部桂一、安藤豊弘、沖守彦、外山徹、山浦弘靖、若槻文三、西沢七瀬、中島敏、長坂秀佳、辻真先、田口成光、吐月峰、平山公夫、平野靖司
- 技斗:高倉英二、甲斐武
- メカニックデザイン:三五英雄
- 音楽:横山菁児
LD
- 映像ソフトとしては、LD(セルのみ)が全話リリースされている。
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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