吹雪(ふぶき)は、
降雪中の
雪や
積雪した雪が強風によって空中に舞い上げられて視界が損なわれている
気象状態のこと。降雪がない場合には
地吹雪(じふぶき)と呼ばれる。降雪がある場合でも、空中に舞っている雪の大部分は積もった雪に由来するものである。
激しい吹雪が起こると、雪が視界を遮ったり、太陽光が遮られたりして、見通しがきかなくなったり、視野が真っ白となったりする。極端な場合には視界すべてが真っ白な
ホワイトアウトと呼ばれる状態になる。見通しがきかないので、
自動車や
電車、
飛行機などの通行・運行に多大な影響が出る。吹雪が起こる地域ではこれを防ぐために、道路などの脇に
防風林を設置して雪が道路上に舞い上がらないようにしているところもある。
建築物や地形、積雪等の風下側では風が淀み舞い上がった雪が堆積する。これを吹き溜まりと呼ぶ。気候条件によっては短時間に多量の雪が堆積することがあり、前述のホワイトアウト現象と共に起こる事が多く注意が必要である。
また、冬は晴れていても日照時間が短いことに加え、吹雪によって太陽光が遮られると、朝は遅くまで、夕方は早くから暗くなってしまう。
気象庁では風速が10m/s以上の風を伴うものを吹雪と呼び、特に風速が15m/s以上であると猛吹雪と呼ぶ。風速10m/s未満では風雪である。
青森県
五所川原市金木地区では町おこしの一環として地吹雪体験ツアーが行われている。
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ブリザード
南極の
昭和基地においては視程1km未満、風速10m/s以上の状態が6時間以上続いたときをブリザードとしている。また以下の基準でブリザードの規模を分類して外出制限などの基準としている。
- A級ブリザード:視程100m未満、風速25m/s以上、継続時間6時間以上
- B級ブリザード:視程1km未満、風速15m/s以上、継続時間12時間以上
- C級ブリザード:視程1km未満、風速10m/s以上、継続時間6時間以上
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天気記号
国際式天気図の天気記号では、
- 36.弱いまたは並の地吹雪(目の高さより低い)
- 37.強い地吹雪(目の高さより低い)
- 38.弱いまたは並の地吹雪(目の高さより高い)
- 39.強い地吹雪(目の高さより高い)
の4種類が地吹雪を表す。吹雪の場合は、
雪と考えてその状態を表す記号を用いる。
日本式天気図の天気記号では、地吹雪により
視程が1km未満になっているときに限り、
天気が地吹雪とされる。吹雪の場合には降雪があることを優先するので雪とされる。ただし、雷を伴う場合は優先順位によりこれと異なることがある。
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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