全日本歌謡選手権 [被リンク数: 34]

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全日本歌謡選手権ぜんにほんかようせんしゅけん)は、よみうりテレビ製作・日本テレビ系列で放送されていた、視聴者参加の歌合戦形式の正統派歌手オーディション番組。1970年1月5日1976年12月25日の7年間放送。
「視聴者参加」とあるが、実際はプロ・アマ合同参加形式で、ヒット曲に恵まれないプロ歌手にとっては再起を賭ける登竜門的番組でもあった。毎週、大阪近郊のホール会場(時には地方公録もあった。なお、1975年の沖縄海洋博会場からも公録があった)で一般招待客を招いて行われた。

番組概要

当初は、参天製薬一社提供で「サンテ全日本歌謡選手権」と冠がついていたが、のちに複数社提供になった。
毎週予選を勝ち抜いて来た5~6人の挑戦者が出場、審査員一人につき20点の持ち点で審査し、100点満点中、基準の70点に達すると合格となり勝ち抜け。そして10週連続勝ち抜くと天井から紙吹雪(後期は大量の紙テープも降った)が降り、グランドチャンピオンとなり、レコード会社との契約権、ゴールデントロフィーが渡され、副賞に海外旅行(当初はパン・アメリカン航空が協賛)と賞金がプレゼントされた。グランドチャンピオン達成の瞬間、「第○代グランドチャンピオン ○○(挑戦者名)!!」の字幕スーパーが映る。途中で不合格(失格)の場合は完全退場となる。但し審査員の裁量で再挑戦も可能だったこともあった。
審査結果発表の際、司会の長沢純(初代)、浜村淳(2代目)が審査結果発表開始の際に、「第○回、全日本歌謡選手権、発表です!!」とコールすると、発表が開始され、挑戦者がステージ上の回転台に乗り、後ろから前に進み、合格の時はステージ中央で止まる。不合格は止まらずに後ろに下がって退場となる。但し、長沢時代後期は挑戦者がステージ左に座りスポットライトが当たる。浜村時代初期にはステージ上で挑戦者が立ち、後ろにある得点表示板で審査結果を行っていたが、浜村時代後期に長沢時代初期の頃に戻った。

放送日時

  1. 月曜19:30~20:00(1970年1月5日~1973年9月24日
  2. 日曜19:00~19:30(1973年10月7日1975年9月28日
  3. 土曜19:00~19:30(1975年10月4日~1976年12月25日)

出演者

司会

  • 初代:長沢純-1970年1月5日~1976年3月27日
  • 2代:浜村淳-1976年4月3日~12月25日

審査員

後に放送される、よみうりテレビのキー局である日本テレビスター誕生!』と『スタ誕』の兄弟番組『お笑いスター誕生!!』共にまさに実力勝負が要求され、批評もたいへん辛口で猛烈な審査の厳しさが特徴。特に五木ひろしの場合、淡谷が「巻き舌で歌うからヒットしない」と鋭く指摘し、その後の五木の歌唱方法に大きな影響を与えたといわれる。

主な出身者(再デビュー順)

補足

  • 「全日本」は演歌・ムード歌謡が主体(アイドルでも問わなかった)であるが、『スタ誕』はアイドルが主体(やはり演歌も問わなかった)である。挑戦者が歌う曲は持ち歌のヒット曲等でかまわない。
  • 長沢時代末期に「ちびっこ登場」の特集が放送されていた(当時、「およげ!たいやきくん」が大ヒットしていた頃。そのためにこの曲を歌う挑戦者が多かった)。さらに、浜村時代の末期にはプロ野球選手の特集もあった。
  • 数々の実績を挙げたことで、先述のとおり番組の評価は高まったが、開始当初は「プロ歌手とアマチュアを同じ土俵に立たせて競わせる」というコンセプト自体が際物扱いされ、少なからず批判や非難もあったようである。番組のごく初期に、井沢八郎が力試しを目的に参加したことがあったが、しばらく後に出場を辞退している。当時の所属レコード会社が、出場の継続にストップをかけたといわれている。
  • 初代テーマ曲はキダ・タローの作曲だった。

番組の終了

土曜19時に放送時間が移動した1975年頃から視聴率が裏番組に奪われ低迷。さらにグランドチャンピオンが出ても人気歌手が出なくなり、1976年12月25日をもって『全日本歌謡選手権』は7年間の放送で終了した。

放映ネット局

無印=同時ネット ※=遅れネット

関連項目

番組の移り変わり

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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