沿革
源流は
1876年に設立された(旧)三井物産。明治初期、外国の商館に牛耳られていた貿易を日本人の手中に収めようとして益田孝らが三井家の支援を得て設立した。まだ商事会社という日本語すら無かった為、自らを「物産」と称し、世界に類を見ない日本独特の企業形態である初の「総合商社」として発展。戦前は
三井財閥の中核企業であったが、戦後の
財閥解体で一時解体。その後
1947年に設立された第一物産株式会社を中心にかつての三井物産系の企業が再結集し、
1959年に現在の形になった。戦前の大日本麦酒(現在のアサヒビール・サッポロビール)、三井造船、東レ、王子製紙、などの三井グループの中核企業には、三井物産出身者が設立した企業が少なくないことから、「組織の三菱」に対し「人の三井」と言われる。また、これら三井グループだけでなく、同業の旧
トーメン(現在の
豊田通商)は、1920年に三井物産棉花部の棉花部長であった児玉一造が独立して設立した会社でもある。
トヨタ・グループの創設者豊田佐吉の自動織機製造を資金面で支援したことから、トヨタ・グループとの繋がりも深く、カナダや南米の一部の国におけるトヨタの販売会社(ディーラー)に出資する等の関係を継続している。
セブン&アイ・ホールディングスと親密で物流やショッピングセンターの開発などの面で提携している。
2004年11月22日、
ディーゼル排気微粒子除去装置(
DPF)の性能データ捏造が発覚し、本社社員ら3人の逮捕者を出した(後に1人は不起訴処分となった)。
かつては
テレビ東京の多くの番組の
スポンサーだったが、最近でも
映画、「
子ぎつねヘレン」をテレビ東京とともに制作したり、同局の早朝深夜の通販番組で三井物産の「
イオニックブリーズ」を販売している。また
TBSとも関係が深い。
歴代社長
- 初代 新関八洲太郎(1947年10月 - 1961年5月、東京商科大学(現一橋大学)卒業)
- 第二代 水上達三(1961年10月 - 1969年5月、東京商科大学(現一橋大学)卒業)
- 第三代 若杉末雪(1969年5月 - 1973年5月、長崎高等商業学校(現長崎大学経済学部)卒業)
- 第四代 池田芳蔵(1973年5月 - 1979年6月、東京帝国大学(現東京大学)経済学部卒業)
- 第五代 八尋俊邦(1979年6月 - 1985年6月、東京商科大学(現一橋大学)卒業)
- 第六代 江尻宏一郎(1985年6月 - 1990年6月、東京帝国大学(現東京大学)法学部卒業)
- 第七代 熊谷直彦(1990年6月 - 1996年6月、京都大学法学部卒業)
- 第八代 上島重二(1996年6月 - 2000年6月、京都大学経済学部卒業)
- 第九代 清水慎次郎(2000年6月 - 2002年10月、東京外国語大学外国語学部第五部第二類(ポルトガル語専攻))
- 第十代 槍田松瑩(2002年10月 - 現在、東京大学工学部卒業)
グループ企業
系列・関連企業
出資該当企業
三井物産食品グループ
- これはいわゆる企業系列ではなく、物産社と取引のある食品関連企業の企業共同体である。なお、太字については資本的に三井物産の系列下にある会社である。
関連項目
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三井物産マニラ支店長誘拐事件
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BEST GUY - 三井物産の制作した映画
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ダスキン - 三井物産が主要株主
- ダスキン傘下にヒガ・インダストリーズ(日本におけるドミノピザの運営会社)
- ニュース(あすの)日経朝刊→ワールドビジネスサテライト(前者は単独提供。後者は日本経済新聞社を含めた複数スポンサー協賛 テレビ東京・TXN)
関連人物
外部リンク
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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