ロードローラー [Road roller] [被リンク数: 19]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ロードローラー (road roller) は、建築現場で、地面をローラーで圧し固める建設機械の総称である。
スムーズローラー (smooth roller) とも。文脈によっては単にローラー (roller) とも。日本の官公庁などでは、締固め用機械(しめがためようきかい)と呼ばれる。
主に、道路基礎の建設時に、土壌コンクリートアスファルトなどを圧し固めるのに使われる。

機能・用途

重量が重く、接地面積の大きな車輪を持ち、その重量によって路面一面に圧力をかけながら走行し、軟らかい地面を固める。形態により、マカダム式・タンデム式・タイヤ式・ハンドガイド式・コンバイン式に分類され、各々が異なる特性を持ち、使用目的も若干異なる。

分類

マカダム式

車輪(鉄輪)を三輪車形に配置している締め固め機械。マカダムが考案した舗装用道路に使用したことでこの名がついた。主に路床・路盤およびアスファルト舗装の締固めなどに使用され、平坦な仕上げが可能とされている。三輪式のみ存在する。動力伝達方式は機械式と油圧式。駆動方式は片輪・両輪がある。
工事現場で最も見かけることの多いロードローラーである。

タンデム式

車輪(鉄輪)を前後に一輪ずつ串形に配置した締固め機械。二軸式と三軸式がある。アスファルト舗装の表層仕上げに適した形となっている。動力伝達方式は機械式と油圧式。駆動方式は片輪・両輪がある。

タイヤ式

3 - 4個の空気入りタイヤを左右一列に配置した車軸を前後に置き、機械の重量を利用して静的圧力をかけ、タイヤの特性を生かした締固めを効果的に行う締固め機械。盛土路床および路盤の二次転圧、アスファルト舗装の表層仕上げに適している。動力伝達方式は機械式と油圧式。駆動方式は片輪がある。

ハンドガイド式

別名振動ローラーともいい、自動車として運転する方式ではなく、手で押す方式の締固め機械。機械の自重のほかに、鉄輪や機体に起振装置を取り付け、それによって生じる起振力で締固めの効果をあげようとする。二軸式のみ存在する。砂利や砂など粘性の小さい材料に適しており、振動力により最も深い層まで締め固めることができるので、締固め力が高く、作業通過回数を抑えられる。動力伝達方式は機械式と油圧式。駆動方式は片輪・両輪がある。

コンバイン式

一方に締固め輪としての鉄輪(振動輪も含む)を持ち、他方にタイヤを左右一列に配置した車軸を持つ締固め機械。鉄輪・タイヤの両方を兼ね備えているため、あらゆる作業に適しており、締固め力が高く、作業通過回数を抑えられる。二軸式のみ存在する。動力伝達方式は機械式と油圧式。駆動方式は片輪・両輪がある

スチームローラー

蒸気機関で動くロードローラーをスチームローラーまたは蒸気ローラー (steamroller, steam roller) という。かつてはロードローラーはが曳いていたが、蒸気機関の発明により、スチームローラーが現れた。
イギリスでは1970年代まで使われており、今でも口語的に、動力にかかわらず大型のロードローラーをスチームローラーと呼ぶことがある。

操作に必要な資格

※この節は日本国法に基づく。
道路交通法においてロードローラーは大型特殊自動車に分類されるため、運転免許としては大型特殊免許が必要となる。またこのほかに、ロードローラーを操作する作業に従事するには、締固め用機械運転者の資格が必須条件となる。この資格は重量無制限であるため、どのようなロードローラーでも操作可能である。

メーカー

関連項目

ろおとろおら
----------------------------------------------
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.
ご利用上の注意

制限事項


Sensrについて
Powered by EAST, SAGOOL, kizasi, hatena, OKWave.