ヤナセ [被リンク数: 106]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
株式会社ヤナセ(YANASE & CO., LTD.)は、伊藤忠商事傘下の輸入自動車及び中古車販売業者(ディーラー)。本社所在地は、東京都港区芝浦一丁目6-38。代表取締役社長は西山俊太郎。
かつては、多様な欧米自動車ブランドの輸入者(インポーター)でもあったが、2002年までにはそれら全ての輸入権をメーカー系インポーターに譲渡した(後述)。近年中古車販売の比率が上昇しており、現在の販売台数の概ね45%は中古車であるhttp://www.yanase.co.jp/company/ir.asp

概要

日本国内に新車販売店174店舗と、中古車販売店31店舗を持つ。直営の販売店に加え、特定の輸入車ブランドを扱う子会社組織や、一部の地方における関連会社がある。

歴史

設立

1915年に創業者、梁瀬長太郎が東京都日比谷に設立した「梁瀬商会」が前身。もともとはトラックバスコーチビルダー(車体製造業者)としてスタートするが、総合商社三井物産の輸入車部門を長太郎がMBOした。

外国車インポーター時代

GMビュイックキャデラックの輸入から始まり、第二次世界大戦中は一時自動車輸入事業を停止していたが、その後二代目の梁瀬次郎会長に経営が引き継がれるとともにGMの各ブランドメルセデス・ベンツフォルクスワーゲン(傘下のアウディも含む)と取り扱い車種を増やした。
1965年、日本への自動車輸入が完全自由化された後も、高価な価格設定や、左ハンドル車を販売することなどにより、日本における輸入自動車を「特殊・特別な存在」に位置付けた。全国に広がるネットワークと、顧客に対するきめ細かいサービスのノウハウなどは高い評価を受け、日本最大手の自動車輸入事業者(インポーター)となり、「輸入車=ヤナセ」と言われるほどの存在になった(実際の輸入業務はヤナセの100%子会社であるウェスタン自動車が行い、販売をヤナセが行うという形態をとっていた)。
梁瀬次郎は、アメリカ車の日本国内での普及に貢献したとされ、2004年に日本人で3人目の自動車殿堂入りをしている。

経営多角化

その後、梁瀬次郎の掛け声の下総合商社への進展を図り、自動車の輸入、販売ばかりではなく、クルーザー(ハトラス他)、アラジンストーブやノースアメリカンベアの輸入、アパレル事業(モラビト他)、宝飾品(フレッド他)の展開、胡蝶蘭の生産、アルファレコードへの資本参加など、経営多角化を行った。
これらについては、1990年代初頭のバブル景気崩壊とともにほとんどの部門から撤退した。テレビコマーシャル制作会社TCJを保有している。

輸入権の譲渡から現在

1990年代以降、欧米の自動車会社各社が、自ら設立した日本法人で輸入事業務を行うことが一般化した。販売政策を巡る意見の相違もあり1992年にはフォルクスワーゲンアウディの輸入権を、2000年以降にはGM系ブランドの輸入権をメーカー系インポーターに譲渡した。 現在は自動車輸入事業からは完全撤退し、BMWボルボを含む多ブランドの新車・中古車を扱う大規模販売業者となっている。ピステンプーリー(特殊キャタピラ車両)などの輸入事業やファッション商品事業は継続している。
創業以来梁瀬一族による同族経営であったが、2003年以降は伊藤忠商事傘下での経営再建を行っている。輸入車販売が低迷するなか、中古車販売店「ブランドスクエア」に注力している。

主な取り扱いブランド(自動車)

同年、子会社「ヤナセオートモーティブ」を新たに設立しアウディの販売を再開した(2008年6月23日現在、直営8店舗)。

過去に取り扱っていたブランド

補足

外部リンク

やなせ やなせ やなせ
----------------------------------------------
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.
ご利用上の注意

制限事項


Sensrについて
Powered by EAST, SAGOOL, kizasi, hatena, OKWave.