テレスドンは、特撮テレビ番組『
ウルトラマン』をはじめとする「
ウルトラシリーズ」に登場した架空の
怪獣。典型的な怪獣のフォルムを有し、尖ったくちばしからシャープな印象も与える。別名「地底怪獣」。
『ウルトラマン』に登場したテレスドン
初代
- 身長:60メートル
- 体重:12万トン
- スーツアクター:鈴木邦夫
地下4万メートルの世界に生息していた
地底人の手下怪獣。地上への侵出を目論む地底人の手によって地上破壊のための尖兵として送り込まれ、夜間に都市部を破壊した。
科学特捜隊の
ナパーム弾にも耐えうる硬質な皮膚を持つ。最大の武器は口から吐く強力な溶岩熱線である。地底人達がウルトラマンを洗脳するまでの間、科学特捜隊の注意を引き付けておくために送り込まれた怪獣だが、その実力はかなりのものである。だが、地底人が全滅してコントロールを失ったためか、ウルトラマンに対しては殆ど劣勢であり、得意の溶岩熱線も吐く暇すらなかった。飛び蹴りでひるむところへチョップとパンチを受け、尻尾を掴まれ振り回されて投げ飛ばされてしまう。これで完全にグロッキーとなり、すかさず首投げを食らった直後に間髪入れず高々と持ち上げられ、激しく地面に叩きつけられて全身を震わせ絶命した。
- 実相寺監督は「スペシウム光線でとどめ」パターンを嫌って自分の監督した回では一度も使用していない。今回の夜間の激闘もそういった経緯から生まれた。
- 本能のままに暴れ回る怪獣が圧倒的多数を占める『ウルトラマン』に於いて「破壊活動の尖兵として侵略者に操られる怪獣」として異彩を放つ一体。この他には最終回のゼットンのみ。
- 名前の由来は「地底」を意味する仏語「テレストロイタス」からと思われる。
- 鳴き声はギャンゴの流用。
再生テレスドン
特撮テレビ番組『
ウルトラマン』第37話「小さな英雄」に登場。
- 身長、体重:初代と同じ
- スーツアクター:清野幸弘(クレジットでは清野弘幸)
ジェロニモンの力で復活し、同じく復活した
再生ドラコと激しく戦った。決着がつかないまま再生ドラコと共に科学特捜隊と戦うが、科学特捜隊のムラマツキャップ、フジ隊員、アラシ隊員のスーパーガン3丁によるトリプルショットで倒された。この時は溶岩熱線を吐かず、またウルトラマンとも戦っていない。初代と違って首のつく角度や後頭部が角張っている。
『ウルトラファイト』に登場したテレスドン
『
ウルトラファイト』第76話「テレスドンに墓場はない!」、第81話「硫黄沼世紀の対戦!」他に登場。長期保管に適さないラテックス製スーツであったため劣化が目立ってきており、それを補修した際に鼻先を丸く盛り足しただけというぞんざいな補修だったため以前のシャープなイメージが損なわれてしまった。
- ウルトラファイトに登場したテレスドンの着ぐるみを、そのまま(口先が丸い形状のまま)『帰ってきたウルトラマン』第3話「恐怖の怪獣魔境」に登場したデットンに流用したため、「テレスドンとデットンは似ている」ということになり、デットンはテレスドンの弟という設定となっている。
『レッドマン』に登場したテレスドン
特撮テレビ番組『
レッドマン』第31・34・59・67・74・78話に登場。
『ウルトラマンパワード』に登場したテレスドン
特撮テレビ番組『
ウルトラマンパワード』第4話「闇からの使者」(米国版サブタイトル:THE DARK PAST)に登場。一応3代目とカウントされるが、初代と区別するために
パワードテレスドンと称される事もある。
かつて地上を支配していた地底人太陽の民が再び地上を自らのものにするために放った怪獣。全身銀色で、鎧を着こんだような機械的な姿をしている。光に弱く、夜行性だが、後に目に遮光フィルターをつけて出現した。重量級の怪獣であるため、移動するには大規模な地震を起こし、地中を進みながらビルを次々崩落させていた。そのほか、並外れた怪力も武器となる。ストライクビートルの放ったマグネシウム弾で目を攻撃され弱ったところを、パワードのメガスペシウム光線で止めをさされた。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場したテレスドン
特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第1話「怪獣無法惑星」、第2話「五人目のクルー」、第7話「怪獣を呼ぶ石」に登場。
第1話では採掘基地の調査に向かったZAPクルーの前に現れ、
サドラと死闘を繰り広げたが、途中で割って入ってきた
レッドキングに散々痛めつけられ、勝てないと見て逃走した。(劇中ではいつの間にか居なくなっているが、設定上は逃走したことになっている。)
第2話では
ゴルザとの共同戦線で
ゴモラと戦うが、炎と超振動波の打ち合いに負けて倒れた。
第7話ではブルトンに呼び出された別個体が出現しゴモラと戦う。ネロンガと共に真っ先にゴモラに襲い掛かるが、リトラの火球を頭部に受けて昏倒してしまう。目を覚ました後はお返しとばかりにリトラを狙って火炎を吐きまくるが、それをブルトンの触覚を焼き切ることに利用されてしまい、おまけにゴモラに対して吐いた攻撃をかわされてネロンガにとどめを刺してしまう。汚名返上とばかりにゴモラに飛び掛るが、あっさりいなされ超振動波で倒された。
その他
- 『メカゴジラの逆襲』の15年前の回想シーンで真船博士がチタノザウルスを説明するカットにテレスドンの解剖図が登場する。
- 『ウルトラマンマックス』第21話「地底からの挑戦」に登場予定だったが、放映前に行われた「伝説の怪獣人気投票」で一位の座を獲得したゴモラに登場枠を譲ることになった。
関連項目
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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