エミレーツ航空 [Emirates Airline] [被リンク数: 69]

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エミレーツ航空الإمارات,Emirates)は、アラブ首長国連邦ドバイを本拠とする航空会社アラブ航空会社機構 (Arab Air Carriers Organization) の一員。

概要

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイをベースに1985年に就航を開始した。当初は中古のボーイング747などで中東域内とヨーロッパ路線を運航していたが、その後新型機の積極的な導入と新規路線の開設を進めた。
2008年11月現在大阪名古屋モスクワパリロンドンソウル北京上海香港バンコククアラルンプールシンガポールオークランドシドニーニューヨークサンパウロを含む全ての大陸に就航している。
近年ドバイは中東の経済・観光の中心地となるべく投資を進め、街には超高層ビルや高級ホテルなどが林立しているが、エミレーツ航空もそうしたドバイ首長国の政策の一端を担っており、世界各地とドバイを結んでいる。現在、原油価格高による燃料費高騰などで経営難に苦しむ航空会社が多い中で、逆にエミレーツは原油高による中東諸国の好景気に支えられ、現在「世界で最も景気の良いエアライン」と言われている。
近年は急速な拡大戦略を採っており、最近では、エアバスA380-800型機、またボーイング777-200LR型機、ボーイング777-300ER型機、エアバスA350XWB型機などの最新鋭機を大量に発注し、大きな注目を集めている。航空業界では、新サービスや機体の大量発注などを大胆に行うことから『何をするか分からない航空会社』という異名を持つ<ref>秋本俊二「乗ったぞ!エアバスA380丸ごとリポート」</ref>。
2008年にはアメリカを震源とする金融危機の影響を受け成長路線を歩んできた同社にも蔭りが見えてきている。 同社の資金は欧米の有力銀行や投資ファンドが多い為、豊富な石油資源を持つアブダビへ譲渡との噂が流れたがドバイ政府は否定している。

日本路線

日本では関西国際空港ドバイ国際空港線を運航している他、2006年6月からは中部国際空港への就航をはじめた。両路線ともに高い搭乗率を記録しており、近年中の成田国際空港への就航も視野に入れている。
特に中部国際空港への乗り入れは、2007年10月1日よりドバイ発サンパウロ(グアルーリョス国際空港)線が開設された為、ドバイ経由でブラジルに里帰りをする愛知県豊田市静岡県浜松市などに多くに在住する日系ブラジル人やブラジル人乗客の取り込みを狙っている。なお、日本航空との間のコードシェア便となっている他、日本航空の国内線の一部にもエミレーツの便名をつけてコードシェア運行している。

サービス

機内サービス

-200LR]] ]] にて]] 機内サービスの評価は高く、業界でも権威あるアメリカのOAG(Official Airline Guide)によるエアライン・オブ・ザ・イヤーなど、数々の賞を受賞している。
一部機材のファーストクラスは通路と座席がパーティションで仕切られており、個室のような空間となっている。一部機材にはice(Information, Communications, Entertainment)というオンデマンドエンタテインメントシステムを導入。個人用座席モニターで映画、音楽、ゲームのほか、Eメール送受信やSMSを座席に居たまま利用できる。システムは標準でアラビア語、英語のほか、日本語にも対応。
一部機材では長時間飛行の際、夜間に機内の天井に星空が広がる様なムードライティングの演出がなされている。時差ボケ解消に有効だという。
日本就航以前から日本人客室乗務員を採用しており、日本路線のみならずドバイ発着のヨーロッパ路線やアフリカ路線にも乗務している。倍率が高く1度の採用人数も少ないため、試験は最難関と言われている。
機内食は、標準がイスラム食(モスレム食)だが、アルコール飲料もある。

地上サービス

ドバイ国際空港で乗り継ぐ際には、マルハバ・ラウンジという、座席クラスに関係なく利用できる有料ラウンジがある。加えて、無料で飲食可能なレストランがある。Safar Restaurant(有料のビュッフェレストラン)の左隣に入口があり、搭乗券を見せるとその場でビュッフェのバウチャーを発行してくれる。なお、アルコール類は有料。
無料での飲食はトランジット待ち時間が4時間以上となるチケットを持つ乗客のみ。

その他

他社と比較しても、積極的に最新機材の導入を行っており、エアバスA380を大量発注したことでも話題になった。(エアバス社による電気系統のトラブルから納入が2008年以降に延期となった為に、一時、発注自体のキャンセルも検討されたが、4機を追加発注することでキャンセルは回避された。その後、2007年6月22日に行われたパリ航空ショーにおいて、8機が追加発注されて合計55機となり、同機における最大のカスタマーとなった。)
世界最大のエアバスA380オペレーターとなるが、中でも中距離2クラス(ビジネス・エコノミー)仕様は604座席とする予定である。運用開始となれば世界最多有償座席数となり、同時に世界初の600席台提供の営業運航を行なう航空会社となる。またA380には航空業界初の試みでファーストクラスの使用者を対象にラウンジバーのほかシャワーを備えた2つのバスルームが装備された・。
2008年8月1日と3日にA380をドバイ~ニューヨーク間においてお披露目となるフライトを行った。そして8月8日より同路線間でニューヨーク行EK201便(水・金・日曜日運航)とドバイ行EK202便(水・金・日曜日運航)の往復便として中近東の航空会社として初めて商業飛行が開始された。座席数は489席(ファーストクラスが14席・ビジネスクラスが76席・エコノミー399席)としている。しかし9月に入り、電子機器に原因不明の不具合が発生し飛行不能な状態に陥ったため運航は一時中断された。同機種の運行が再開されたのは9月12日であった。

マイレージ

かつて、スリランカ航空と「スカイワーズ」の名称でマイレージサービスを共通化していたが、2008年3月31日をもってスリランカ航空がスカイワーズを離脱、現在はエミレーツ航空単独のマイレージサービスとなっている。

就航都市

(2008年6月現在)

コードシェア

保有機材

型機]] 型機]]

旅客機材

2008年11月現在。

現在の貨物機材

エミレーツ航空の機材の平均的な年齢は、2006年4月時点で5年である。
なお、エミレーツ航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は1Hで、航空機の形式名は777-21HER, 777-31H, 777-21HLR, 777-31HER などとなる。

スポーツ業界への参入

スポーツ業界でのスポンサー活動に積極的である。現在は国際サッカー連盟(FIFA)・アジアサッカー連盟AFC)主催各種大会のメインスポンサーのひとつである。過去には、イングランドFAプレミアリーグサッカークラブ、チェルシー競馬ワールドレーシング・チャンピオンシップF1チームマクラーレンのスポンサーでもあった。
2006年2021年まで)からFAプレミアリーグのサッカークラブ、アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアム命名権を取得したのに続き、同年から同チームのスポンサーとなり、ユニフォームの胸に「Fly Emirates」の文字を見ることができる。
また、ドイツブンデスリーガハンブルガーSV、フランスリーグ・アンパリ・サンジェルマンFCのメインスポンサーでもある。

関連項目

脚注

外部リンク

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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