セレガとの違いは、外装の差異で判断できる。
フロントガラス下のガーニッシュの違い、側面のアクセントラインの違い、リアガラスの形状の違いなど。
但し、各車の仕様によってはガーラとセレガの外装が同じになる場合があるため、一概にはいえない。
(例、高速バス仕様のガーラの場合、リアガラスが1枚窓になる。)
初代ガーラ(LV7系)
KC-LV780/781/782系
1996年に
スーパークルーザーをフルモデルチェンジして登場。純正ボディは
いすゞバス製造製。エンジンは
スーパークルーザーから継承された、
V10の
10PE1-H型(380PS)と
10PE1-N型(325PS)に加え、新たに
V12の
12PE1-S型(450PS)と
12PE1-C型(420PS)を12m車に搭載、更に
V8の
8PE1-S型(285ps)搭載9m車もLV7系に改め、
いすゞP系エンジンフルラインナップでバス搭載を果たす。
型式はV10の10PE1型エンジンモデルがKC-LV781R1又はKC-LV781N1で、V12の12PE1型エンジン搭載モデルがKC-LV782R1、V8の8PE1型エンジン搭載モデルがKC-LV780H1となる。
9m級については、ガーラ以前のモデルからクラス唯一のV8となっており、路線バス
キュービックLVのV8搭載車とも共通であった。
ラインナップは全長12m級が3種類。
- ガーラI・HD(ハイデッカー:全高3.3m)ホイールベースは6150mm(-R*)と5450mm(-N*)の2種類
- ガーラII・SHD(スーパーハイデッカー:全高3.6m)
- ガーラIII・GHD(グレースハイデッカー:全高3.6m・2階建て風低運転席)
9m級が1種類。
- ガーラIV・HD-9(ハイデッカーナイン:全高3.3m)
ガーラI・HD
ファイル:KC-LV781R1-Sotetsu-7901.jpg|ガーラI・HD
ガーラII・SHD/ガーラIII・GHD
ファイル:Innoshimaunyu galaII KC-LV782R1.jpg|ガーラII・SHD
KL-LV774/780/781系
2000年に平成11年排出ガス規制に合わせて、マイナーチェンジが行われ、通称ガーラ2000と呼ばれるモデルになる。外観上の変更点はヘッドランプベゼルの色がグレーメタリックになったことと、後部のテールランプが、リアウインドウの下から、バンパー内に移ったことである。ただし、多くの車両は、リアウインドウの下にもテールランプがあり、テールランプを増設した形になる。
エンジンは12PE1(22801cc)から新V8・8TD1型(24312cc)に換装、8TD1-S型(480PS)と8TD1-C型(450PS)、8TD1-N型(410PS)と10PE1-S型(19001cc・360PS)という展開になる。8TD1-S型の480馬力(353.28kw)は国産観光バスとしては最強のエンジン出力である。V8エンジン搭載モデルが高馬力/標準馬力仕様となり、V10エンジン搭載モデルが低馬力仕様となる。
型式は新V8の8TD1型エンジン搭載モデルがKL-LV774R2となり、V10の10PE1型エンジンモデルがKL-LV781R2で、8PE1型エンジン9m車がKL-LV780H2となる。なお、今回から、ガーラGHDは高出力の8TD1型エンジンのみの設定となっており、低馬力仕様のV10搭載車は設定されていない。
ガーラ2000HD/HD-9
ファイル:H651-04420-KL-LV781R-Yumeguri.jpg|ガーラHD KL-LV774R2<ジェイアールバス関東
ファイル:Kyushu Sanko Bus - Kumamoto 200 ka 331.jpg|ガーラHD KL-LV781R2<九州産交バス
ファイル:Shimoden tour servise gala2000I KL-LV781N2.jpg|ガーラHD-11m車
ガーラ2000SHD/GHD
ファイル:JRbus 372.JPG|ガーラSHD 夜間高速
2004年、いすゞと日野のバス製造事業統合により、いすゞバス製造は
ジェイ・バスへ移行したが、LV7系はそのまま旧
いすゞバス製造の工場(ジェイ・バス宇都宮事業所)で2005年8月の生産終了まで製造された。
純正以外のボディ
KC-規制車、KL-規制車は指定メーカーの
いすゞバス製造の車体を架装する例が多い。が、
富士重工(2003年3月まで)の架装例も見られる。この場合、KC-車が17型MまたはS2(ヤサカ観光および東都観光には1998年まで15型HD2)、KL-車が21型MまたはS(東都観光には17型M)が架装された。
ファイル:TBCK 5109 KaNaC.jpg|富士重工業製1M西日本車体工業製98MCネオロイヤル
広州ガーラ
2001年からいすゞの
中国現地法人
広州いすゞ(広州汽車といすゞの合弁)でも製造され、広州製のガーラは広州GALAと呼ばれる。エンジンは当初V10の10PE1を搭載したが、のちに
直6ターボ・
インタークーラー付きの6SD1、6SE1に変更されている。トランスミッションは6速MTでACTとロッド式が設定されている。
広州製ガーラのラインナップ
- 12m級
- S12(全高3.7m)
- SHD(全高3.8m)
- EHD(全高3.8m)
- LHD(全高3.8m)
- この他にも中国独自の仕様として寝台バス仕様が設定されている。
- 11m級
- 9m級
2代目ガーラ(RU系)
前述のように、いすゞ自動車と日野自動車のバス製造事業統合により、
日野・セレガとの統合車種となった。製造は、2社合同資本の
ジェイ・バスの小松事業所(元
日野車体工業)で行われている。日野自動車が開発を行っているため、実質日野・セレガのフルモデルチェンジ車であるといえる。ほとんど同一の車両であるため、詳しい車種説明は、
日野・セレガ#セレガ(2代目)を参照のこと。
ADG-RU1E系/ADG-RU8J系
2005年
8月22日にフルモデルチェンジした。エンジンは日野自動車製
E13C型(直6・TI、338kw=460psもしくは279kw=380ps)。ハイデッカー9は日野自動車製J08E型(直6・TI、199kw=270ps)。このモデルから
西日本車体工業への架装は取りやめとなった。
ラインナップ
- SHD(スーパーハイデッカー):ADG-RU1ESAJ(ET-Xのみ)・・・2006年2月20日に夜間都市間用3列独立シート仕様が追加された。
- HD(ハイデッカー):ADG-RU1ESAJ(ET-XとET-XIの2機種)
- HD9(ハイデッカー9、9m車):ADG-RU8JHAJ・・・2006年2月20日発売
ファイル:Hokohkankobus ADG-RU1ESAJ gara.jpg|ガーラSHD
PKG-RU1E系/BDG-RU8J系
2006年7月5日、9mタイプを除きPKG-RU1E系となった。 前モデルと同形式のE13C型(直6TI、338kw=460psもしくは279kw=380ps)をベースに平成27年
重量車燃費基準とPMのみ10%低減を両立したものに改良した。その他、変速機や外観などに於いても差異は殆どなく、燃費基準達成車という緑色のステッカーが貼り付けてあれば、このモデルであると識別可能である。
ラインナップ
- SHD(スーパーハイデッカー):PKG-RU1ESAJ(ET-Xのみ)
- HD(ハイデッカー):PKG-RU1ESAJ(ET-XとET-XIの2機種)
- HD9(ハイデッカー9、9m車):BDG-RU8JHAJ
ファイル:Bihoku Traffic - Hiroshima 200 ka 923.JPG|ガーラHD
車体
RU系になってから、ジェイ・バス小松事業所製しか存在していない。
関連項目
外部リンク
かあら
かあら